寒いっす※誤字修正

ブルマやドキンちゃん役の声優さん(鶴ひろみさん)が亡くなられたそうな…当日のネットニュースで知りました。

コメントくださった方もありがとうございます。
正直なところ、アニメDB超もかれこれ10回分?近く観ていなくて、録画データも消してしまっている状況です……そして、今後ブルマの声が変わるのだとしたら、ますますアニメからは遠ざかるかな…。
これから決まるであろう新しい声優さんを決してdisるつもりはないんだけど、ブルマの声は鶴ひろみさんしか考えられないですね…。

 

珍しく悟天&トランクス
オシャレな子ども服はネットで拾った画像参考にしとります。
トランクスには明るい色が似合うな~。

こちらは今描いてる途中のクリスマス絵。
これもネットでコスプレ検索してたら出てきたものを参考にw
すっげー笑顔で外人の男性がこれ着てた…これはもうぜひともベジータに!!ってことで。

 

お次は映画感想。

BURIED (2010) スペイン
邦題 リミット
監督 ロドリゴ・コルテス

あらすじ
イラクで民間トラックドライバーとして働くポール(ライアン・レイノルズ)は、何者かに襲われ、ひつぎと共に土の中に埋められてしまう。やがて意識を取り戻したポールは、手元に携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒があることを知るが、残された空気から推測してタイムリミットが後90分前後ということに気が付いて……。

これ、公開当時かなり話題になりましたね。
おもしろそうだな~と思いつつ機会を逃したまま、、やっと鑑賞。

早送り機能なくしては観れない!!!!※個人の感想です。

95分(1時間35分)に及ぶ……棺桶の中だけの映像。
さすがスペイン映画!!!とで言おうか…まあ救いようのないお話で軽く落ち込む。

主役はアメリカ人ドライバー、イラクで突然の襲撃に遭ったようで、目覚めたら土に埋まったらしき棺桶の中だった…という場面から始まり、ひたすら奮闘する、、、んだけど、ほぼスマホをどう使うか、って話で、あとはアメリカ政府のいわゆる「お役所仕事」を皮肉ってるのかな。

ほんと~~~に棺桶の中以外の場面が一切ない映画で、ちょっと苦痛でした。
でね、もう冒頭から「こりゃハッピーエンドにはならないんじゃないか?」って雰囲気が漂っちゃってて、先の展開が楽しみとか、ワクワク感もまったくなく、かといって「おお、こんな手に出たか!!」って驚きもない。
連絡しても留守電ばっかりだったり、何度も同じ話を相手が変わるごとに伝えなきゃいけない、「たらいまわししてんじゃねえよ!!!」という怒りw
観てる方もかなり苛々するw

アイデアはいい、見せ方も悪くない。
でもそれだけじゃ歴史に残る名作は生まれない……ということがよくわかる作品でした。

 

グッドフェローズ (1990)
監督 マーティン・スコセッシ

あらすじ
ヘンリー・ヒル(レイ・リオッタ)。1943年ブルックリン生まれ。大物ギャングポーリー(ポール・ソルビノ)のアジトで育った彼は、物心ついた頃からマフィアに憧れていた。やがて念願の”グッドフェローズ”の仲間となり、強奪専門のジミー(ロバート・デ・ニーロ)や野心旺盛なチンピラのトミー(ジョー・ペシ)らと犯罪を重ねていく。が、麻薬に手を出したことから、育ての親ポーリーに見放され、さらにジミーたちが起こした600万ドル強奪事件を追うCIAの捜査の手がヘンリーに迫る!

名作中の名作、マフィア映画といえば『ゴッドファーザー』ですが……自分はこちらの方が好きです。
以前も観てるんだけど、改めて見直すと結構忘れてる。

不朽の名作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』と少しごっちゃになりそうなんだけど、グッドフェローズは華やかなマフィアの世界ではなくて、どうしようもない奴等のお話なんだよね…そこんとこ徹底してる。

ところで、マフィアとギャングの違いはなんぞや…?と思い調べてみると、この『グッド・フェローズ』の台詞にも出てくるように、イタリア系のファミリーで構成されているのがマフィアのようだ。
「俺達はイタリア系ではないから幹部にはなれない」って感じのナレーションが出てきたりする。
ああ、そっか、ギャングは「少年ギャング団」とか言うくらいだからその辺の悪がき~暴力団までの広範囲を指すのね。
どうりで、どうりで。
今更そんなこと知ってしまった。
かだらこそマフィア映画には独特の情緒があるんだな…。

私が今まで観たマーティン・スコセッシ監督の作品は、
『ヒューゴの不思議な発明』
『シャッター・アイランド』
『アビエイター』
『ディパーテッド』
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
『ケープファイヤー』
『タクシードライバー』

です。有名な『カジノ』はまだ観てない……はず。
この監督さんの暴力描写がなかなかの迫力で、嫌いじゃない。

アビエイターででディカプリオが実在した富豪ハワード・ヒューズを演じたんだけど、自家用飛行機?(1人乗りのやつ)を操縦して民家に堕ちるシーン、追突の瞬間顔面?頭を強打、あのシーンはすごかった。
うまく言えないけどすごかった…。
あと、ディパーテッドだったかな、ジャック・ニコルソン(偽物か本物か知らんけど、この映画でチンコもろ見せてたw)がディカプリオの手に(またかよw)に酷いことするんだけど、ここも印象的。

マーティン・スコセッシはとりあえずディカプリオを苦しめたいらしいw『シャッター・アイランド』も観てられないくらい辛そうな演技してたしなあ…そりゃ眉間のシワも年々深くなっていくよな…。

され、話は戻って。
主役のレイ・リオッタ、なんとも言えない最高の表情を見せてくれます。
短気でトラブルメーカーのトミーを演じるジョー・ペシの怪演も素晴らしい。
そして、デニーロは登場シーンこそ最高にかっこいいが、どんどんケチで欲深い一面を曝け出していき、最後には糞ダサい嫌な野郎に見えてくるw
ゴッドファーザーやワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカで見せたあの渋さはどこへやら。
ほんと、最高の俳優さんですなあ…。
タクシードライバーと、ヒート、どっちもデニーロだけど別人だよね。キモかったりかっこよかったり……うーん、長生きしてほしい。

この映画、「大統領よりもマフィアに憧れた」1人の少年ヘンリーが、狭い世界の中で「俺を中心に世界は回ってるぜ」ってな野望と勘違いを続け、長い長い月日を経てようやく夢から覚めた……そんな物悲しい、バカバカしいクズ野郎のお話なんだよな。

といっても実話ベースで作られた映画らしいので、これが完全フィクションならやっぱりもっと華やかな暗黒の世界を描いていたんだろうか?スコセッシ監督は。

ヘンリーが見せる「微妙な戸惑いの表情」がものすごくリアルで、それは殺される人間共への同情というより、これ以上そういった行為に手を染めて、己が身を投じた世界のくだらなさを自覚するのが怖い、認めたくない、そんな顔……かな?元からそういう顔だから起用されたのか、完璧なまでの役作りなのか。

一番笑えた場面は、どっかの大物マフィアが出所しててバーで飲んでるんだけど、居合わせたトミーを執拗にからかうんだよね、「靴磨きしてたよな~昔は」って。で、トミーは今にもブチ切れそうで…ジミー(デニーロ)が大人の対応を取ってその場をなだめる。おお、やっぱかっこいい、とここで思ってしまうんだけど……その後の行動がwお前個人的なストレス解消してない?って思うくらいすごくて。トミーもジミーも中身はな~んも変わらない、どうしようもない奴w

グッドフェローズ、なれど全然グッドじゃない、底辺BADな連中のお話でした。もう最高。

以下、小説感想

 

第15回日本文学大賞新人賞受賞作

あらすじ
大学で犯罪心理学を教える高倉(たかくら)は、妻と二人、一戸建てに暮らす。ある日、刑事・野上(のがみ)から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端(ほったん)でしかなかった。「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる。

実在する、北九州監禁殺人事件や尼崎コンクリ事件などに見られるいわゆる「なりすまし・のっとり系」殺人事件をモデルに書かれた小説です。

物語中盤、高倉の隣人、西野がその本性を表す場面をピ-クに、その緊張感とドキドキ感は失速していく。
ラストに至っては台詞による説明ばかりがクドクドと続いてちょっと残念。
冒頭から読みやすく物語に入り込みやすい文章が続くだけに、、。

とはいえ、かなりホラー感満載で、被害者や主人公が味わった恐怖が読者にもリアルに伝わってくる、なかなかうまい作家さんだと思います。
こういう少し惜しい作品を読むと、いかに物語のラストが重要かわかります。
終わり方って難しい…。
でもペ-ジをめくる手が止まらず、病院の待合室で4分の3は読み進めちゃうくらいに次の展開が気になる、ちょー面白い作品です。

ちょっとこれどうなの?と思ったのが、高倉のゼミの男の子。
もっと意外な展開になるかと思いきや、、なんでだよ!というつっこみ必須の結果に。主人公アホすぎる、、。

それと、最終的にはものすごくスケールの小さな話だった、というオチが待っていてそこも残念。
あまりにもあっけない天才殺人鬼の最期。
事実は小説よりも奇なり、ってことなのか、これもまたリアルといえばリアル。

 

あらすじと説明
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。
はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

人類に残された時間を各々がどう過ごすか、という短編集です。

①自分の言動が原因で息子が自殺したと思い込む父親(「終末のフール」)

②長らく子宝に恵まれなかった夫婦に子供ができ、3年の命と知りながら産むべきか悩む夫(「太陽のシール」)

③妹を死に追いやった男を殺しに行く兄弟(「籠城のビール」)

④世紀末となっても黙々と練習を続けるボクサー(「鋼鉄のウール」)

⑤落ちてくる小惑星を望遠鏡で間近に見られると興奮する天体オタク(「天体のヨール」)

⑥来るべき大洪水に備えて櫓を作る老大工(「深海のポール」)

うーん、⑤の『鋼鉄のウール』まではなんとか読めたんだけど……⑤⑥はもう無理だった、途中で断念。
この作家さんの文体とか、どうも自分には合わない。
伊坂幸太郎作品、これで確か3冊目?か4冊目?なんだけど、ここまで読んでハマらないならもうダメだな。
⑥の老大工は①~⑤の中でもちょいちょい話題にあがってて(まあどの話の登場人物も同じヒルズタウンの住人だから必ずどこかで絡むんだけど)、絶対ここは読まなきゃな~と思いながらもだめだったー。

なんでだろう、いいこと書いてるし、伝えたいこともなんとなくわかるんだけどすっげー薄味なの…。
なんか、何も経験してない人がなんとなく深みのあるもの書いてます、みたいな。
心にぜんっぜん響かない。
③の籠城のビールにいたっては読んで時間を損した……と思ってしまうくらい。

ただ、恋愛においても人間関係においても、暑苦しいのが嫌いな人には好まれそうではある。
なんていうかて…若いセンス?若いっていっても10代とかそこらへんじゃなくて、変な言い方すると「ゆとり世代の熱血」とでも言うんだろうか。
いや、別にゆとりって言葉は悪い意味じゃなくて、自分たちには理解できないセンスをちりばめているゆとり世代のオシャレ感みたいなものが、この作家さんからは出てる気がする。
といっても伊坂さんがいくつなのか知らない、そんな爺さんでもないはず、だけど若い人でもないだろうし。
まあとにかく感想書けないくらいハマらなかった一冊でしたw

 
第3回(1981年) 野間文芸新人賞受賞作

あらすじ
1972年夏、キクとハシはコインロッカーで生まれた。母親を探して九州の孤島から消えたハシを追い、東京へとやって来たキクは、鰐のガリバーと暮らすアネモネに出会う。キクは小笠原の深海に眠るダチュラの力で街を破壊し、絶対の解放を希求する。

息切れしながらやっとこさ読了。
といってもラストに向けた数十ページは駆け足で、義務的に苦痛を感じながらページをめくったていたらく。

一言感想にするなら「壮大なる中二病小説」かな??

情景描写がめちゃくちゃクドい、1つの場所を説明するのに2ページとか余裕で使ってるw
そして頭に入ってこない、非常に想像しにくい状況説明になっとります。
糞みたいな小説だな、と言いたいところだけど、同著者の『イン ザ ミソスープ』と『オーディション』は嫌いじゃないので一概に本作を「だめだこりゃ」と言い切れないところがなんともはや……。

下品で汚い言葉の連続も、純文学風?に書けばあらら崇高な小説に早変わり??
もともとグロ&暴力小説は嫌いじゃない、けどこのお話のグロも下ネタも暴力も、なんというか言葉だけ、って感じで響いてこない。
でも文学小説なのだからこれが正しいのか??
うーん、なんとも言えない。
登場人物への共感もまったく得られず、魅力的と感じられる人物もいなかった。

だけど変てこなSF設定を加味したことで読者を麻痺させるところなんか戦略的にはうまい、と言うしかない。
でも難しいことはようわからん私のような、どこにでもいる「ちょっとした本好き」人間にとっては、
このチンプンカンプンでいい具合に荒廃したSF設定を、普通のSF小説で読んでみたいと思ってしまう。

ただ、上巻でキクとハシに施された「治療」のくだりと、それにまつわる話はとても興味深かった。
しかし、、、なんでもかんでも狂っておかしなこと言って最終的に殺せばいい、みたいな安い発想はどうなんだろう。
それならもっと徹底したバイオレンス物語の方がが好きだな~。