ひたすら映画鑑賞

漫画描くメンタルじゃなくて…ひたすら心の休養に映画鑑賞です。

以下、感想文

X+Y(2014)
邦題 僕と世界の方程式
監督 モーガン・マシューズ

あらすじ
他人との意思疎通は苦手だが、数学に関しては突出した才能を誇る少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)。母ジュリー(サリー・ホーキンス)はその才能をさらに伸ばそうと、息子への個別指導を数学教師ハンフリーズ(レイフ・スポール)に頼む。やがてネイサンは、国際数学オリンピックのイギリス代表チームのメンバーに選出されるまでになった。台北での合宿に参加した彼は、そこで中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う。

自閉症に関する知識はあまりないので、なんとな~くで観てたんだけどいい映画だったー!

主人公ネイサンの幼児期を演じた男の子…愛らしくて愛らしくてw
そして、すぐさま事故で亡くなった父ちゃん。回想シーンでちょいちょい出てくるんだけど、もうそれだけで泣いちゃう。
結局何が言いたいのかいまいちわからないお話ではあったんだけど、母親の愛だったり、少年の成長の物語……って感じかなあ。
てっきり数学オリンピックで奮闘、イエーイ!!!!ってなラストかと思いきや…意外だった。

父ちゃんの「お前は特別なんだよ」という愛の言葉は、ネイサンにとって励みであり、また一種の呪いだったのかもしれない。とても温かく幸せな呪い…。
その「特別」とは人と違うけど数学能力が突出してること……だ。そう信じてネイサンは突き進んできたんだけど、同じく自閉症(ネイサンより重症っぽい)少年との出会い。
彼の心の悲鳴、また、ライバルチーム(中国)の可愛い少女からの好意。
オリンピック会場での「いざ、本番!!!」というその時…ネイサンの目には微笑む父親の姿が。
ああ、なるほど…多分だけど…
「お前はいつだって誰かにとって特別なんだよ」「たとえ数学がなくても」
というネイサンの目覚めの場面だったんじゃないかと…。

母親の苦労、なんかいつもヘラヘラしてるけど憎めない恩師の存在。
最後までフワフワしてはいるんだけど、とても映像が綺麗で、ネイサンが美しくて、中国少女が可愛くて、なんかもうこういう
若者ががんばってるっていうそれだけで無条件に応援したくなる年齢になってきてるんだな~って自覚しちゃいましたね、改めてw

ほんと、ラストはすっごく強引で投げやりな感じもするんだけど、気持ちが温かくなる素敵な映画でした。


THE SEA OF TREES(2015)
邦題 追憶の森
監督 ガス・ヴァン・サント

あらすじ
人生に深く絶望したアメリカ人男性アーサー(マシュー・マコノヒー)は、死に場所を求めて富士山麓の青木ヶ原樹海を訪れるが、森の奥深くでけがを負った日本人男性タクミ(渡辺謙)と出会う。アーサーと同じく死のうとして樹海に来たものの考え直し、妻子のところへ戻るため助けを求めてきたタクミと互いのことを語るうちに、二人はこれまでの人生を見つめ直し、生きるため樹海からの脱出を模索するようになり……。

地味な駄作、とみせかけて色々な小細工あり、意外(?)なオチあり、でもやっぱりなんか笑ってしまった、深いようで浅いようで、なんか優しくて温かくて……とにかく最後まで観ちゃった作品。

主人公のアーサーにまったく魅力を感じず、感情豊かな男でもないので全体的に演技も流れも平坦。
それがリアルな日常っぽいっちゃそんな気もしないでもない…だけど、やっぱり富士の樹海くんだりまで来て自殺するような行動力あるガタイのいい外人と「死」のバランスが良いとはお世辞にも言えないわ。

妻役のナオミ・ワッツ、老けてたけどやっぱり綺麗…あんな髪型にしても美人は美人、ごちそうさまです!!!
物語の肝心要、ケンワタナベさあ……。
WOWOWの吹き替えで観たのがいけなかった…笑わずにいられるかこんなもん!!!!!
渡辺謙さん、ご自身の吹き替えしてるんだけど、すっげー変なのw
多分自分でも「俺の顔観ながら俺の声あてるの変な気持ち」って思ってたんじゃないかこれw
棒読みっていうか、疲れてあえいでる場面とか全然そういう切迫した感じ出せてないし、ちょいちょいオネエ言葉になってるし…。
「ねえ、●●なの?」とかさ…あの体格とあの雷神様みたいなイカつい顔で…意味があるにせよムズムズするw

大体死にかけた男として登場させたにもかかわらず、目のギラギラ感、生命力に溢れすぎてて、「こいつ助けてあげたい」ってまったく思えないってのがねw

ストーリー自体はかなりベタで、割と及第点が取れそうな映画なんだけど、細かい部分がなんかいちいち変、とにかく変。多分吹き替えのせい…?

途中、アーサーが崖から落ちたんだけど、どう見ても死んでるか、少なくとも全身骨折しちゃうようなすっげー落ち方だったのに…しかも腹に結構な太さの枝まで貫通して…。
その日のうちに治りかけてないか??かなり動き回ってるぞ。
しかもあんたの方が重傷なのに、タクミに肩貸して歩いてる…その画がおかしいw

突然の雨から逃れるためヘンテコな洞窟?っぽいところに2人避難するも、川の水があふれた?か何かで洪水が!!!
流されてころげまわり瀕死のおっさん2人…。
アーサーがタクミに人工呼吸…ホモ好きさんが喜びそうなシチュエーションが!!
ってか、やたらこの2人ベタベタしすぎてて気持ち悪かったな…。
タクミがきもいんだよ…、だって姿はケンワタナベなんだもの!!でも目が離せないw

多分この映画は、監督さんが抱いてる「日本の神々と霊」を表現してる部分あるんだと思うけど(多神教であり、自然に宿る神…っていうか…そういうの)、シリアスなのに、おっさのシュールコントみたいに見えちゃって、もったいないな~と思ったわ。これ、何度も言うけど吹き替えがいけなかったんだろうな…多分。アーサーの声やってる人もよく聴く声で有名な声優さんだと思うけど、野太くてイケボすぎて合ってない。あの静かな青木が原樹海の雰囲気に似つかわしくない…誰が配役考えてんのこういうの。

「ハンサムとグレーテル」にはちょっと観てるこっちが恥ずかしくて、周りに誰もいないのに思わずひきつった愛想笑いを浮かべそうになったよ…観てる人間に気を遣わせるなんて…この脚本、あなどれない!!

オチはねえ…すごく爽やかで、その意味がわかるととっても綺麗。見事っちゃ見事なんだけど…ものすごくベタ、王道です。あと、これといった山場がないので物足りなさを感じる。でもそれだけ誠実に、ストレートな気持ちで制作された映画なんだろうな…このご時世なのにすごいかも。

鑑賞後、誰だろうこの監督…と思い調べたら、自分が知ってる作品は「マイ・プライベート・アイダホ」だけだった。
といってもそれもタイトルと、リバー・フェニックスが主演でキアヌ・リーブスが売れる前…という知識だけしかない。

とりあえず、絶対吹き替えで観ないこと…だけは書いておきたいwたまたま吹き替え放送しかやってなくて…観た記憶消して、来月放送する字幕版観る!!!

 


THE NET (1995)
邦題 ザ・インターネット
監督 アーウィン・ウィンクラー

あらすじ
コンピュータ解析に関してはトップクラスというフリーの女性プログラマー、アンジェラの元へ一枚のFDが送られてきた。
そこにはネット上で偶然発見された国家機密のデータが保存されていたが、送り主は飛行機事故で死亡。
バカンスでメキシコに出かけたアンジェラはそこでジャックと名乗る男性と出会い恋におちるが、彼の目的は彼女の命とディスクだった。
何とか追跡を振り切って帰国したアンジェラは自分自身の存在を証明するものがすべて消失している事を知る。

 

昔観た記憶があるんだけど、あれ?こんな展開だったっけ?って…。もしかしたら観たことないのかな。この頃のサンドラ・ブロックいいですね~。
美人じゃないしおっぱいも小さくてセックスアピール少な目なんだけど、その健康的で愛嬌のある感じが、ちょうどこの映画の「ひきこもりプログラマー」役とマッチしてました。

これ、時代が追いついてなかったんじゃ…?と思うくらい先見の明があるお話だと思う。
あと5年後ならもっと説得力があった、でも世の中全てにおいて、ネットありきの生活になっていない95年だからこそ、無知な一般人が気軽に楽しめたんじゃないかな。
早すぎた公開が功を奏してる気がしなくもない。
こういう専門知識を持った人間がいちゃもんをつけやすい作品って作る側は大変だよね…。
このくらい思い切っちゃっていいと思うわw
敵役の男性との出会いとかも最高にベタなんだよなあ…そこがいい!!!
「敵だが俺も惹かれてしまった…」とかさ…クサすぎて好き。
お前プロの殺し屋名乗るなよ……ってツッコミは入れつつ…楽しんだ束の間のラブロマンス。

この映画観て一番感じたのは、「きちんと適度な人付き合いしとかないといかん」ってことかな。
近所の人間が自分の顔も知らなくて、気づいたら家が売りに出されてた…とかさ。
「え?ここに住んでた女性、あなたじゃなかったでしょ?私見たことないわ」なんて、ご近所さんに言われちゃ笑い話にもならない。

病院の受付の女性が、「あの方はペニシリンアレルギーですから命に別状はありません、すぐ帰れます」なんて、つい先ほどまで会話してたのに、コンピューターの情報ばかり頼ってるから舌の根も乾かぬうちに、「先程亡くなった男性は糖尿病で運ばれてきたんですよ、データがそうなってます」とか…ホラーかよ。
ガタカの世界じゃないんだから…どこまでド忘れしちゃうもん?

古いとかベタだとか色々言いつつも、かなりハラハラしながら見入ってしまったなー。
結構主人公アンジェラが八方ふさがり、もう自殺でもするしかないだろ…ってくらいヤバイ立場に追い詰められたにもかかわらず、あまり悲壮感がなく、良い意味で緊迫感とか残酷さとか感じなかったのはサンドラ・ブロックのあっけらかんとした持前の雰囲気ゆえ…なんだろうな。
他の女優さんだともっともっと悲惨に見えるだろうw

「ペリカン文書」のように主人公が黙々と資料めくったり調べものする映画が好きな自分にとって、本作も、カタカタカタカタPC画面に向かって主人公がキーを打ち込む姿、たまらんですね。
そして、FDですよ…フロッピーディスク!!!!
これをドライブに差し込む音とか大好きw

ラストはかなり強引で、どちからというと80年代っぽさを感じるけどwなんだかんだ最後まで飽きさせない良作です。
この手の映画好きなら、多分おもしろいと思う…のがこちら「ウォー・ゲーム」以前観た古い作品だけど結構おもしろい。

 


インセプション (2010)
監督 クリストファー・ノーラン

あらすじ
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。
彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。
そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。

今回のアカデミー賞で話題になった「ダンケルク」のクリストファーー・ノーラン監督の有名すぎる作品。
二度目の鑑賞です。
公開時観たときは結構意味不明で、雰囲気だけ堪能して満足してしまったので、改めて鑑賞。
じっくり観たのでやっと意味わかったw
特別難解じゃあなかった。
こういうところ、監督の手腕ってやつですな。
難解なんだけど超難解ではなくて、でもスペシャル難解なものを観たような満足感を与えてくれる。

油断すると、同じくディカプリオ主演の「シャッター アイランド」と間違えそうになるのは、多分あっちの映画もこの人めっちゃ苦しんでるからだと思う。
たまにはただ楽しい役を演じてほしい…。
とにかくキャストが豪華で、それだけでも観てて楽しい。
とくに、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じたアーサー、いいっすねえ…。
劇中でもっと評価されるべきでしょw
アーサー一人にどんだけ負担かかってるのこのお仕事!!!!
無重力空間で、無表情のまま仲間を縛り重ねていく姿はなにやら調理風景みたいでおもしろいwこの人「LOOPER」でも存在感放ってました。

でもねえ…最初から最後まで「コブお前ダメダメだな…」と思いっぱなしだよ。
個人的感情を仕事に影響させすぎ!!!
ナベケンさんの老け顔メイク…2回目の鑑賞でもやっぱりなんか不自然、特殊メイク丸出しっていうかw
でも今回は映画通して、舐めるように画面観て、じっくりゆっくり堪能しました。
ちなみに、オチについて様々な考察されてる根強いファンが多い本作品。
私個人の意見としては、「どっちでもいいじゃん」ですw
でもまあハッピーエンドでしょこれどう見ても。
だいたい、あのコマみたいなやつが止まるとか止まらないとかってコブのマイルールでしかなくて、「ここは現実だ」と思いたければ夢の中でだって止められるものなんだし。
で、コブはコマが停止するかどうか確認もせず子どもたちの元へ駆け寄っていった。
もうそれでハッピーエンド、だと思う。
ただ、まだ考察したかったり、何かバッドな者を探す人のためにもサービス必要ってことでありがちで思わせぶりなラストにしただけ…だと解釈してる。
コマなんてもう、俺には必要ない…っていうコブのトラウマ克服に、お疲れさん!!!って感じだなあ自分は。

しかし…よく考えたらクリストファー・ノーラン作品て、ジョニー・デップ主演の「トランセンデンス」しか観たことなかった…。
こちらは制作総指揮なんだけど、意外性のあるラストで異色SFでした。
そういう点でインセプションも、すっごいSF技術を前面に出しつつ…結局は人の心の傷だったり弱さだったり、底なしの愛がテーマになってるからなんとなく共通してるなあ…って。

同監督の「メメント」と「インターステラー」もいいよ、と友人に勧められたので近いうち観る予定。
ちなみに、上記作品、フランス映画の「インストーラー」(かなりつまらなかった)と間違えてて、「え?どこがお勧めなんだろう…」としばし考えてしまったw

 


THE MARTIAN (2015)
邦題 オデッセイ
監督 リドリー・スコット

あらすじ
火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

音楽センスがいい映画でした。
そしてマットデイモンがどんどんディカプリオと区別つかなくなってきてるwいや、あちらさんが寄ってきてるのか…。
身長はマットデイモンの方がかなり低いけど、顔がね、似てるなあ。
悲壮感がなく、ちょっとした無人島サバイバル映画って感じで気楽に観れた、楽しかったなあ~。
でも、「ハリウッドもいよいよ中国資本にのっとられたか」…って騒がれてたのってこの映画だったよね確か…。

別に政治的に関係が悪いから韓国映画がどうとか中国映画がどうだとか感じないけど、この映画に関しては確かに不自然に見えるのは仕方ないかな。
つっても原作のある映画で、原作通りにしてるらしいけど、それでもこんな中国をメインに据えるハリウッド映画って珍しくないか?と誰もが思うよな…。

宇宙開発に関しての技術において、中国が世界一と言ってるようなものだし、なおかつその極秘技術を頼まれもしないのに中国側が「一人のアメリカ人の命の方が大事」なんて提供するとか…。
天地がひっくり返ってもありえない。そんな中国は中国じゃないw
亀仙人がエロ本見ても反応しないくらいにありえない。
でも映画ラストに少し出てるように、これの見返りにちゃっかり中国人飛行士?を火星探索メンバーにゴリ押ししてるんだねw
その政治手腕にはあっぱれですわ…日本も見習いたいところ。あと、細かいところまで想像すると…共産主義国家ならでは…というか、この開発技術を極秘に進めてた…進めることが出来た…っていうのもリアルっちゃリアル。

ただやっぱり「70億人が彼の帰りを待っている」とか謳っておきながらアメリカと中国以外の描写まったくないってのは悲しいね。
まあそれをいっちゃあどのパニック映画もアジア圏なんて全然出てこないから仕方ないか。

話変わって、食べ物をなんとか帰還まで持たせるため節約したマークがガリガリになった場面、一応ちゃんと痩せてはいるけど、
さすがのこの1シーンのためにあれ以上は体重落とさなかったのね。
あの全裸ガリガリシーンだけは顔映してないから別の俳優さんだな…。ガリガリまでやったら得意げに顔見せておくのがハリウッド映画だもんね。
でも顔とか10キロくらい落とした顔ではあったな。
それにしてもマット・デイモンの演技ってなんか安心するな~。


SLIVER (1993)
邦題 硝子の塔
監督 フィリップ・ノイス

あらすじ
離婚したばかりのキャリア・ウーマン、カーリーはマンハッタンのとある高級高層マンションに引っ越してくる。しかしそのマンションはハイテク装置に制御させた隠しカメラが全室に仕掛けられ、尚かつ彼女の部屋は以前、謎の殺人事件が起こった所だった。そんな事を知らない彼女はある日、二人の男に出会う。一人はコンピュータ・ゲームを製作しているジーク。そしてもう一人は官能小説家のジャック。離婚したばかりの彼女は寂しさからか、次第にジークに靡いていくがそんな時、彼女と同階のモデルが殺される事件が起こる……。

シャロンストーンの30代は素晴らしい。
個人的にはセクシー女優とは思ってない。かっこよすぎるため男前な女優さんという印象。
「いい女」だけどフェロモンを感じたことが無い。そこも好きだったりする。

これ、まさに90年代初頭…って感じのセンス、全体的にめちゃくちゃ好き。
で、古臭くてダサいんだけど実はストーリーが結構イケてる。
最後の一瞬まで犯人わからんのよね…これ結構すごいことだと思う。

とりあえずジークとカーリーのセックスシーンを楽しみましたw

しっかし…カーリーと同僚女性のアラサー?アラフォー独り身女同士のエロトークがエグいww


ORPHAN(2009)
邦題 エスター
監督 ジャウマ・コレット=セラ

あらすじ
子どもを流産で亡くしたケイト(ヴェラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)は悪夢とトラウマに苦しみ、夫婦関係も限界を迎えていた。以前の幸せな日々を取り戻そうとした彼らは養子を取ることに決め、地元の孤児院を訪問。そこで出会ったエスター(イザベル・ファーマン)という少女を養女として迎え入れる。

以前少し観た覚えがあったんだけど、どうやら通してきちんと観ていなかったらしい。
ほぼ初見の感想になります。

毒舌です…。

もう馬鹿夫婦に苛々しっぱなし。

まず、養子縁組をなめすぎ。
子ども2人いて、また下の子が小さいにも関わらず、3人目の子が死産だった傷を癒すためだったり、その子へ向けるべき愛情を養子に与えたい…とかいうわけわからん理由で、面会も重ねずになしにいきなり「この子に決まり!!!」って決めちゃう考えなしの行動、心底軽蔑する。
養子もらったし、問題解決!!!でセックス久しぶりね~♪ってこの夫婦は……。
可愛い猫とか犬じゃだめなのか??
人間一人大人になるまで養う覚悟あるのかこの夫婦は。

長男は多感な年ごろにさしかかってて心の変化とか敏感に察してやらなきゃいけない、下の子は耳が聴こえない。
そんな中で9歳の子を養子に???
しかも結構綺麗な子だよ…旦那にとっちゃ数年後には単なる血の繋がってないエロい少女でしかないよこれ、馬鹿なのこの嫁さんは。

これ、エスターっていうやばい子を引き取らなかったとしても家族崩壊してると思う。
そのくらいフワフワしてるこの夫婦。旦那も呑気だし。

旦那にしなだれかかるエスターを笑顔でみつめる嫁…危機感ゼロ。
9歳って早熟な子ならそろそろ生理も始まりかねない年齢、おぱいふくらむ子はふくらむぜー!!!!

何もかもだめだめ夫婦で同情の余地なし。
かわいそうなのは犠牲になった長男くんと、シスター殺しに利用された妹ちゃん。
特に長男くん……小6の息子を持つ自分としては観てられなかったよ…焼け死ぬのが怖くて「ママーー!!!!」って叫ぶ姿、たまらんよ…エスターなんかひきとるからじゃボケ!!!!!このバカ夫婦め!!

ただ、エスターの正体は全然予想つかなくてかなりびっくしたw「なるほど、こう来たか!!!!」って、新鮮な驚きでした。
怨霊とかより怖いね…人間は。そして、男に見向きもされない女が持つ同性への憎悪…これはいつの時代も恐ろしい。
色々とアホ夫婦すぎてバカバカしいんだけど、エスターの演技がよかったのと、正体がわかったとき、彼女が狂った理由とその憤りの無い怒りと悲しみが伝わってきてすっごく悲しくなり、胸が痛んだんだよ…。
そういう意味でなかなか素晴らしいホラー映画だと言える(さんざん悪態ついたけどw)。オチへ向かう疾走感、ドキドキ感は、ミステリー&スリラー&ホラー作品としては満点です!!!!(その後の乱闘=殺し合いはちょっとしつこくて笑ってしまうけどw)