アンサイズニア進捗絵とか

まだ「edge」増刷分届いてないのでもう少々お待ちくだされー

「アンサイズニア」進捗画像

 

他映画感想です。


PG-12 (2016)
監督 ポール・ヴァーホーヴェン

あらすじ
ゲーム会社の社長を務めるミシェル(イザベル・ユペール)はある日、自宅で覆面の男性に暴行されてしまう。ところがミシェルは警察に通報もせず、訪ねてきた息子ヴァンサン(ジョナ・ブロケ)に平然と応対する。翌日、いつも通りに出社したミシェルは、共同経営者で親友のアンナ(アンヌ・コンシニ)と新しいゲームのプレビューに出席する。

これぞフランス映画!!!!というなんともいえないお話。
今スイスに暮らしている友人、ご主人がスイス人なんだけどスイスって仏語圏なのね?ようわからんけどそうらしくて、そのご主人いわく「フランス映画は本当につまらなくて嫌いだ」と言ってるんだとか。
え?本場の人がそう感じるって不思議…と昔聞いたとき感じたんだけど今ならわかる、自分は日本人だけど映画に関しては邦画はなあ…と思ってしまうから。
この前感想文書いた「凶悪」にしてもそうだけど、なんだろう垢抜けないんだよね画面が地味というかドラマどまりというか。
実録映画系なら韓国の方がえげつなさに容赦がなくてさらに映画としての完成度も高い気がする。

話戻って、この「ELLE」、PG-12でいいのか?R15にした方がいい気が…。
なんだろう、私の足りない脳味噌では処理できない映画で、深い意味を探し出そうとしても「皆さんおおらかですね…」としか言いようがない。
これをハリウッド映画でリメイクしたらものすごいミステリーになりそうなんだけど、こうもあっさり「だから何?」ってラストまで持っていかれちゃうともう…なんも言えねえ。

深読みするとレイプされまくってるヒロインの過去、大量殺人鬼の親父の存在、この父と娘に隠された何か…近親相姦?違う?
でもとりあえず終身刑の父に面会しに行って父の自殺を知ったそのときに彼女の中で何かが変わった。
一番仲良しでレズプレイも試したりする親友に「あんたの旦那と寝たのよ」ってサラっと告白しちゃうし、「もう嘘はやめた」とか身勝手だし、いやもうわけわかんないんだけど…。

もうわからないことだらけで、自分はまだまだフランス映画への理解が足りないってことかねw
とにかくこの主人公ミシェルにはかなわねえ…。

(2008)PG-12
監督 リドリー・スコット

あらすじ
ヨルダンを拠点に大規模なテロを計画する首謀者の手がかりを得たロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は組織に潜入しようと試みる。
そのためには狡猾なCIAのベテラン、エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)らの協力が必要だった。味方とはいえ過信ができない不安定な状態の中、潜入作戦実行の期限が迫っており……。

かれこれ4回くらい観てる映画、リドリー・スコット×ディカプリオってだけで興奮してきたぜ!って感じなんだけど、それにラッセル・クロウまでいるもんだからついつい観ちゃう。
でも実はこの映画と「ディパーテッド」と「ブラッド・ダイヤモンド」がいつもごっちゃになる…共通点はレオ様がすごく大変そう苦しそうってとこだけなんだけど、んなこと言ったらレオ様はタイタニックが例外で他のどの出演作品も大体苦しそうな役どころなんだけどw

ラッセル・クロウの声は相変わらずいい!!!!
それほど二枚目でもないのに、いつも小太りなのに何故こんなにセクシーなのか、それはこの低音ボイスがあるから!
といってもこの「ワイールド・オブ・ライズ」のラッセルはかなりイケすかない上司役なのでそれに合わせて?なのか絶妙な小太り加減で観る者をイラつかせてくれる、天才か!それとも不摂生か?
見事にセクシー封印してます。

中東だのイスラムだのテロリストだの…という重々しいお話なんだけどCIAの宇宙からの衛星監視映像とか本部とのやりとりみたいなのが好きで、
また、テロリスト達がその監視を撒くための手段とか毎回「おおおお」ってなる。
そしてレオ様の流暢なアラビア語が美しく、危険な国での任務をこなすも、上司(ラッセル)と違って非常になりきれず「祖国万歳!!」な米国人らしくないその寂しげな表情がそそる。
そこにきて看護師役のゴルシフテ・ファラハニとの恋…綺麗な2人だなあ…。

しかし善良な建築家をテロリストに仕立て上げるという作戦があまりにも非情、冷酷極まりなくロジャー(レオ様)が最後に選んだ選択を支持したくなる、なかなか考えさせられる映画だ。


R15(2017)
監督ギレルモ・デル・トロ
74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞受賞

あらすじ
1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。

アカデミー作品賞、アカデミー作曲賞、 アカデミー監督賞…その他色々受賞して話題になった映画。
WOWOW解約前に観損ねてやっと、やっと観たー!!!!!
アカデミー賞授賞式の際、日本人解説者が「結構グロい」的なコメントしていたので覚悟してたんだけど全然そんなことはなく、ちょっと指が千切れる程度でこのR15っつーのはおそらくエロの部分に対して…なんだろうな。
直接的描写はないんだけどヒロインのイライザは「彼」とやっちゃう、もうメロメロに惚れ合うw
なんだろうなあ…久々にこんなストレートで捻りのない映画を観た。

何かある何かあるとドキドキしながら期待して観ていたら…あっけなく映画は終わった。
イライザと住んでる爺ちゃんはいい奴だしイライザは容姿には恵まれず口もきけないんだけどなんか魅力的…この役にピッタリな女性だ。
アマゾンで捕獲され施設に監禁されている怪物…神?な「彼」もとってもイケメンに見えてくるから不思議。
アバターなんかより全然美しい。

イライザの同僚ゼルダ役オクタヴィア・スペンサー、黒人女性なんだけどさして秀でた演技でもないのに何故アカデミー助演女優賞を受賞したのか…納得いかない。
差別にうるさい昨今ハリウッド映画でも「受賞者に黒人がいない!!!!」とか騒ぎ立てるようになってきちゃったもんだからしぶしぶ賞あげたようにしか思えない。
そんなんでいいのかね。ほんと、この映画に関しては彼女は別にな~んにも際立った演技なんかしてなかった。
むしろいてもいなくてもいいくらい。っていうか映画のストーリー自体が………っていう。

ただ、映像が美しくて情緒があり、その中で最新SF映画っぽい「彼」が映し出されるもんだからその違和感が絶妙だな、とは思いました。
不思議な映画なんだけど余韻はまったくないwおとぎ話っぽいから子どもも好きそうだけどいかんせんR15なのよね…。

このギレルモ・デル・トロのインタビューをアカデミーノミネートの際観たんだけど、「美女と野獣なんか大嫌いだ、結局美男美女じゃないかふざけんなwww」っぽいこと言ってて、監督自身もオタクっぽさ満載でおもしれーな、と思ってたから私はこんな綺麗な映画だったことにとーっても驚いてる。監督やるじゃん!!!!!
ちなみに飼い猫が食われてしまうシーンがあるので愛猫家の人は要注意!!!!


(2016)
原題 A FOND/FULL SPEED
監督ニコラ・ブナム

あらすじ
整形外科医のトムは夏休みを迎え、家族でバカンスに出掛ける。最新テクノロジーが搭載されているという真紅の新車に、妊娠中の妻ジュリア、9歳の娘リゾン、やんちゃな7歳の息子ノエを乗せて出発する。意気揚々とハイウェイを進むトムだったが、突如として車のブレーキが利かなくなって時速160キロメートルで暴走。さらに、役立たずな警官や追走してくる男との遭遇、後部座席に潜む謎の存在によって一家は大混乱に陥っていく。

く……だめだ、まったく笑えない。
なんだろう、フランス映画と知らずに観たんだけど(子どもも一緒なので吹き替えで)、もう旅に出る前の冒頭5分くらいで「あれ…?テンポ悪いな…」といや~な予感。
映像は無駄に美しくて家具とか家の感じはすっごくおしゃれ。
なんか家族構成とか子供が全然出しゃばらない感じが「これ…まさかフランス映画じゃ…」と予感が確信に変わった決定打w

車に乗り込み旅に出るも途中でGSに寄り道。
そこで爺さんが出会った若い女「ん?これは…オカマか?」と思いきや女だった。
っていうか絶対フランス映画だ間違いない!!!と思ったのはその女性があまりにも「TAXi」のサミー・ナセリにそっくりだから。
こいつら…兄と妹…いや、親子か??と思うくらい似てるwww

車が暴走する感じとかはほんとリュック・ベッソン映画のの劣化版かい!!!と思うくらい中途半端にスタイリッシュ、それがまたちょっとイラっとするw
なんだかなあ…好きな人は好きなんだろうけど自分にフランス映画は向いてない、ととことん思う。
ベルギーとかスペイン映画なんかはたまに当たりがあるんだけど。
これ吹き替えがいけなかったのかな…。

まあでも家族で観るには無難な映画だしいっか…と心の中で妥協してたら突然の気まずい下ネタ。
警官が野外SEXってさ…おいおい…笑えないっすよ。

そうだ、忘れてた、途中で出てくる警察署長?だか班長?の女性警官、これもまたサミー・ナセリ感満載で、せっかく女警官出すのにこれ出す?っていうかわいげのなさ。
笑えない、まったくもっておもしろくない映画だった…。


(2017)
監督ジェイク・カスダン
 
あらすじ
高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが……。

名作と名高い「ジュマンジ」シリーズ最新作。
「ジュマンジ」といえば…遠い昔母が「ものすっごくおもしろい映画があってね!!!」と興奮気味に話していた映画だ。
母は感想をノートに書くくらいの映画好きで、「BTTF」シリーズを筆頭に、タイムトラベルが大好物。
で、ジュマンジシリーズ、2にあたる「ザ・スーラ」に続いた今作、近いうちに「ジュマンジ3」も公開されるとかしないとか。

さて、本作品、シリーズ三作目…ターミネーター的なことにならないといいが…という心配をよそに、めっちゃ楽しかったですww
といってもお話が1から直接続いてるって感じもなく毎回誰かが冒険するってだけだからあまり失敗する要素もないけど。

この映画「ドウェイン・ジョンソンの正しい使い方」を示した!!!と言っても過言ではない。
かつて「センター・オブ・ジ・アース2」で主役を張った彼、「ええ…この人か~、1のブレンダン・フレイザーがすごく良かっただけに、ドウェイン・ジョンソンが余計イマイチ俳優に感じてしまった。
この二作だけでも「冒険フェイス」なんだろうか…とちょっと思ってしまうんだけど、可愛げがないんだよなって。
そこにきて今作ですよ!!!
中身はオタクの高校生男子、見た目はガチムチセクシースキンヘッドマッチョマン!!!!!
すごく良かったwしかも吹き替え声優さんが素晴らしかったのでそちらも大満足。一つもったいないのは脚本が甘いのか、キャラ頼みなっちゃってそれぞれのキャラがゲーム上で持つ特性(得意技とか苦手なものとか)が生かし切れてない。各人の性格だけに焦点を当ててしまい、武器を持つキャラが大した武器も出さず旅をする…みたいに、もったいないことになってる。

とまあ、細かい粗は多々あれど、楽しいお話でした。スマホとSNS中毒の女子、無気力女子、オタク男子…等々まさに今の時代に合った「ジュマンジ」になっていてとても見応えがあった。
最初はイケすかないな~と思っていたこの4人の若者、鑑賞後は大好きになれる、いい映画!!!
次回作も期待できます。


(2016)PG-12
監督フェデ・アルバレス

あらすじ
街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

盲目の老人を演じたスティーヴン・ラングがまあ不気味…。
なんですかあの肉体美は!!!それが余計に気持ち悪いっていうか…だって戦争のせいで盲目になって、古いくら~~~い家に一人ぼっちで住んでて、娘は事故で死んでて…不幸の塊なんだもんなー。
死にかけなのにガチムチ、アンバランスで怖いよお……。
でも、この映画のピークは地下室の真実なのでそれ以降はもう暗闇の中銃ぶっ放して逃げ回る、みたいな話。
この老人にバレるまでが一番怖くて、老人が語り出したらうーん…って白けてしまう。
でも盲目の最強親父vs若い窃盗グループっていう図式はうまいですね。

地下室の謎……は女性が観ると「うえ……」と吐き気を催しかねない話でね…私は全然平気だったけど(意外に爺さん紳士じゃね?)と思ったり。
でもねえ、交通事故の賠償金だかなんだかたんまりもらっておいてそれはないのでは?と。
受け取らずに加害者ぶっ殺して自分も死ぬ!っていうならなんか気持ちはわかるけど。

で、この映画のすごいところは「強盗が一瞬にして監禁される状況に陥る恐怖」を描けてるところ。
まさかまさかの…自分たちが悪い事するのにこんな逃げ場のない状態になるか??予測不能だろ、っていう驚きを若者たちと共に味わえればまた楽しいw

ちなみに、どいつもこいつも糞ったれで感情移入できない…という人も多そうなこの作品。
私はがっつりヒロインに感情移入して観ましたw
だって可愛いし…妹想いだし…母親糞だし…。
まあでもダメだよね、普通は盲目で娘まで失くした爺さんの家に強盗に入らないよね、道徳的にねえ…。
そう思うと考えれば考えるほど難しい映画でもある。爺さんも色々病んでるし。

しかし、これがPG-12で、上に書いた「シェイプ・オブ・ウォーター」がR15って、映倫さんはほんと基準がよくわからん。
ところで「映倫」って一度は皆「絶倫」と読み間違えるよね…映画あるあるw