小説の感想など

拍手コメントありがとうございます(*゚∀゚*)今日も家でダラダラと馴れ初め漫画の続き下書きしてた…30ページくらいで収めます。そんでもって、SaiyanBlood再始動の様、話を構築し直してる(何度目だ!)がんばるぞー!

久々に小説の読書感想を…

『姑獲鳥の夏』京極夏彦(著)

あらすじ
この世には不思議なことなど何もないのだよ―古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第一弾。
東京・雑司ケ谷の医院に奇怪な噂が流れる。娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。
文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。

このシリーズをとりあえず三冊買いました。とにかく分厚い、ちょっとした鈍器!!


わかるかな…伝わるかなこの異常な分厚さw
何故に上下巻分けぬ??
おそらく著者は分厚いのが好きなんだろう…。
相当な読書好きじゃないとこの分厚さは手が出ないぞ…!私もビビったもん(ネットで買ったから届くまでわからんかった)

一作目、630頁
二作目、1060頁
三作目、984頁
その後もシリーズを続いてるようだ。
おお、三作目は1000頁いかないじゃん?と感覚がおかしくなるくらい分厚いw
まるでお値段5万円が今なら29800円!!安い!!みたいな……いや、それ2万でも高くね?っていう。

おっと…今のところ本の分厚さしか語ってないな。

これ、すごい小説ですよ……『姑獲鳥の夏』
冒頭から延々と続く京極堂の蘊蓄、これに耐えられるかが勝負w
要は京極堂の名を借りた著者の知識自慢だと思うw
『死ねばいいのに』でも感じたけど、京極夏彦はとにかく理屈っぽい。
私は途中もうウンザリして流し読みしてた。好きな人にはかなりツボだと思う話題だが。

だがしかし!!メインの物語はかなりすごい。
これは予想外だし、ずっと屁理屈こねててウザイと思っていた京極堂がめっちゃかっこよく感じる場面があって、
まぁ、そこから物語の山場に入るんだけど…。
「後悔するなよ」と親友関口に言うんだよね、京極堂が。
ここから凄いんだわ…まさかあんなことになるとは。
ちょっと今まで読んできたミステリー小説とは一線を画すというか…。
とはいえ、ものすごく好みの小説かというとそうでもない。
冒頭の蘊蓄でウンザリしていたので、「意外に面白い展開になってよかった」という安堵感の方が強かったかもしれないな。
だって、面白いだろう、という根拠なき期待だけで分厚いの三冊も買っちゃったんだから、シリーズ一作目で
懲りちゃったらあとの鈍器…もとい、二冊はどうすんだ?ってことですよw

元来オカルトやファンタジーは非現実的で好きじゃないんだけど、これはオカルトと現実の融合というか、うまく作られたお話だな…と。
京極堂が古本屋の店主でありながら陰陽師という珍しい男で、それが見事に生きてる。
本作の主人公は完全に関口なんだけど、探偵榎木津と三者三様、なかなか良いバランスだったかな。二作目も期待!!

お次はこちら

『ピポクラテスの誓い』を以前図書館で借りて読んだけどまあまあ…それほどでもない、という感想だった。
その後書店でこの著者の名をよく見掛けるので「そんな人気あるのか」とかなり意外だったんだけど、
今回なんとなくタイトルに惹かれて買った『総理にされた男』(2018年)
あれあれ??思いっきり既視感、というか既読感が……。
シドニー・シェルダンの『億万ドルの舞台』(2004年)に激似なんだが。
これ、パクリじゃないのか?
いや、待て待て、総理だの大統領にそっくりな男が身代わりにされるっていうのは
ありきたりな話だからかぶるのはよくある事だろう……。
だけど、身代わりになる男、両作品とも俳優なんだよね。まぁ、それもあるあるか~。
読んでみたけど、とても軽快でコミカル、読みやすい。むしろ物足りないな~、なんて思っていたら!!!!
邦人がテロリストによって人質になり、次々と銃殺されていく場面なんか出てきちゃって、
途中から物語が変わったのかと思うくらいの急展開と雰囲気激変。
ここからはかなり面白かったんだけど、著者が付け焼刃で得た政治知識みたいなものが透けてしまい、
それを披露したかったのかな~、とちょっと穿った見方をしてしまう。
とはいえ、国の在り方みたいなものに関しては、私も割と著者と同意見だったりする。
とても読みやすいお話でした。

 

冬休み~新年を迎え……相変わらず本を買ってばかり。
もう積読がすげぇことに。
今一番楽しい時間は夜、淡いライトの下でYoutubeの焚火動画を流しながら、パチパチと
薪が燃える音を聴きながら眠りに入ること……たまらん快感(でもすぐ寝ちゃうw)
寝室に入るとパチパチ木が燃える音がして最初は夫が何かと思ったようだ。
先に言っておけばよかったw

さてさて…大量の積読は抱えた自分の今一番強い味方であるこの本(またかよw)
『積読こそが完全な読書術である』(永田希 著)
なんか最近この本の話ばっかりしてる気がするんだけどw
これがね…本当に読みごたえがある。
本の中で、あらゆる読書方法について論じている著書を紹介して、引用しているんだけど、それを
全部揃えたくなって少しずつ買い集めようと思ってる。

まずショウペン・ハウエルの『読書については去年買って少し読んで積読してる状態。
『本で床は抜けるのか』西牟田 靖 (著)は昨日買ってきた。
これから揃えようと思っているのは『本を読む本』J・モーティマー・アドラー(著), V・チャールズ・ドーレン(著)
『読んでいない本について堂々と語る方法 』ピエール バイヤール(著)の2冊。
そんなの読む前に積読してる小説とか読めよって話なんだけど、今なんかノンフィクション読む気分になれない時期だ…。

さて、最近買った本を他にも紹介。

『FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記』 (ハヤカワ文庫NF)– 2000/12/1
ロバート・K. レスラー (著), トム シャットマン (著)

冒頭のカラーページに被害者の写真とか載っちゃってて結構ビビった。
半分くらい読んでいったん小休止…一気読み出来ちゃう面白さなんだけど、なにせノンフィクションだし
犯行の凄惨さが詳細に語られていて、ちょっと精神的にやられそうなので。
ただ、このFBI心理分析官の文章がうまいのか(翻訳がうまいのか)とても読みやすい。
どんなに環境を変えてみたろころで、既に出来上がった彼らの妄想の世界を破壊できない限り、
また、夢のようなノンストレスの世界でも構築しない限り、こういった犯行の抑止は不可能ってことだな。
これ、2作目も出ているので読み終わったら買おうと思ってる。そして元気な時に読もう!(^^;)

 

本の感想