春の息吹が(*´∇`*)…でも今雨です。久々の読書感想&らくがき

とりあえずパっと思いついたベジータの好きな台詞w

 

 

春の息吹~なんて爽やかなタイトルで始まった日記が流血王子ってw

改めて…初期のベジータ名言?多いよなあ…。
ボロクズとかさ…もう酷い、酷くてゾクゾクするw

俺様の気高い血とか、次はうっかり心臓を踏み潰してやろう、とか
もう好きすぎて困る、最高だわ。

周りを蔑む蔑むw
あのまま蔑み続けてほしかったけど人気キャラとなった途端に
フリーザの部下、みたいな設定ついてしまい、今までの蔑みプレイが
「中間管理職が部下だけならまだしも下請の業者さんいびってる」みたいに
見えてきちゃってw「え?王子だったんでしょ?宇宙1って言ってたじゃん」
という矛盾が…。まあ今更いいんだけどw
そんな、上司からの不当な(?)扱いに苦悩するベジータもまたセクシーです。

たまに、無性に描きたくなるヤムチャと天津飯の絡みw

ほのぼの描かないと、とちょっと無理して描いたベジブル。
本来ならここから18禁ギャグへ持っていきたいところ。
いや、この台詞で既に健全アンソロは無理なんだな……。

 

春ですなあ…。なのに我が家の薔薇は枯れ気味。
でもマーガレットは本当に強い。放置してても毎年すっごい咲き乱れる。
チューリップも楽しみだ~。

 

さて、久々にじっくり読書。
横山秀夫『出口のない海』、昨日読んだ(・-・*)

 

あらすじ
人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。
ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。
命の重みとは、青春の哀しみとは―。ベストセラー作家が描く戦争青春小説。

あまりの読みやすさに1時間半で読了。
本当に読みやすい、軍事的専門用語が結構出てくるんだけど
それが気にならないくらいの読みやすさ。

いやあ…戦争ものって絶対泣くから普段避けてるんだけど

これは…ちょっとなんだろう、戦争もの?だけど青春もの?

いや、人間魚雷(回天)の描写もすごく生々しく、恐ろしくて悲しくて
泣いてしまったんだけど

それにも勝って、若い青年の心の揺れ動く様がまさしく『人間の迷い』そのもので、
単純にやれ、反戦だ軍国主義反対だーっ、戦争は悲しいねっていう話ではなかったです。

これを物足りないと思う人も多いだろうな…
骨太な戦争ものをたくさん読んでる方なんか特に「生ぬるい!!」って感想になるかも。

主人公の並木、甲子園で活躍したエース、大学で肩を壊しながらも魔球の開発に
挑戦し続ける本当に爽やかな青年。

メンバーと馴染の喫茶店に集まる様子がベタだけどすごくいい。

喫茶店のマスターがこれまたベタなキャラクターでたまらないw

物語は中盤から突然暗い方向に。

最初はタッチかキャプテンか?っていう野球青年物語の雰囲気で

描かれているので「おお、、、来たか、、、」ってドキドキしてしまう。

 

軍に入隊してから地獄のしごき?が始まり、「特攻せざるを得ない日本の

戦況下」に置かれる主人公たち……なんだけど、

市街地にまで及ぶ米軍の攻撃(空襲)など、あまりその辺の描写がなくて

いまいち緊迫感が伝わってこない。
これは意図的なのかな?

読みながら「そこまでやばいの?特攻までしなきゃだめな状況なのマジで?」って思っちゃう。

勿論当時の日本が実際にどういう状況だったかっていうのはいろんな本で読んだし歴史の授業でも習ってるからわかってはいるんだけど…。
でも、あえてこんな書き方したのかな…横山秀夫さんのことだから
「ちょっと描写不足だったかなテヘペロ」なんつー理由だとは思えない。

なのでおそらく、魚雷、戦争、そういったものを題材にしながらも、
1人の青年が「命」「特攻」「家族」「恋人」「プライド」その他もろもろ、

死を目前にして己の答えを探そうと葛藤する、その過程を一緒に味わって、
人は弱くて強くて、そして脆くて、でも何度でも這い上がることができたり、
そういうものを心で感じるお話なんだろうな…と思いました。

こういう、ふわ~っとしてて優しい横山秀夫さんの書くお話本当に好きだ…。
いつもの警察小説と同じく、隣にいる人間に対するリアルな感情もあって、
(ちょっと物足りなくはあったけど)

ラストは「戦争小説だよね…?」って表紙を見返したくなるような
爽やかな終わり方。

やっぱりどんな話を書いても横山先生は「リアル」なんだなと。
急に勇者のように奮い立ち、迷いなく戦える、そんな人間がどれだけ
いるんだろう。
何度も頭の中で堂々巡りして、またふりだしに戻って、
でも時には目の前が急に開けて、悟りを開いたみたいになる。
だけどそこがゴールじゃなかったりして、まだ自分の奥底に眠る強い思いが
あったりして……。

戦争ものでありがちな
「あの時代に生きながら平和に目を向け、戦争を非難した勇気ある主人公」ではなく、
また、
「迷いなく祖国を守った誇り高き英雄」の話でもなく、
ただただ、愛する人や家族を守りたいと願いながら、でも離れたくないと
涙を流し、そして己のプライドと誇りの為に立ち上がり、周りの目が気になって
強がって…でも死ぬことが怖くて、
やるべきことはわかっていても納得できなくて、

そういう当たり前の感情を抱いて葛藤した1人の青年とその友人たちの
青春物語、そんな素敵なお話だと思えた。

そして、最後に並木が下した決断のすさまじさ。
これは、結局、愛なんだと思う。
気が狂いそうな状況下で彼が最後に選んだのは、ただひたすら
次の世代、愛する人たちにつなげる、彼なりの愛の形。

この内容で、ここまで血なまぐさくないお話に出来る

横山秀夫さんはやっぱりすごい。

やばい、思い出してまた泣けてきた。
買ってよかった…。