がっつり映画感想
恒例の束の間独身生活満喫中~(・∀・)
自分以外全員主人の実家に帰省中。
ちょーひきこもってWOWOW観たり本読んだり絵描いてる。
さすがに少しは動けよ!と思われそうだけど、8月の四週目の週末を挟んで家族旅行の予定があるので
それまでひたすらひきこもる~♪
でも、娘をぎゅ~っと抱きしめることが出来ないのがちょっと寂しい…。
でもまあ4~5日なんてあっという間だよな。
ここ最近息子には身長抜かれて、子どもの成長早いなあ…。
あっちで虫取りでもしてんのかな。
暇がありすぎると漫画全然描く気しない…なんだろこれ。
というわけで映画感想です。
映画感想
レフト・ビハインド(2013)

LEFT BEHIND
監督 ヴィク・アームストロング
あらすじ
何の前触れもなく、世界各国で数百万もの人間が消失するという異常な事態が発生。各種通信網やエネルギー網といったライフラインのシステムはダウン、さらに消失を逃れた人々は不安に駆られて混乱し、一部が暴徒化してしまう。そのころ、パイロットのレイ(ニコラス・ケイジ)が操縦するジャンボジェット機でも、多くの乗客が荷物と衣類だけを残して姿を消す。管制塔との連絡もつかない状態に陥りながらも、彼は地上に残してきたまな娘との再会を信じて帰還を果たそうとするが……。
ニコラスの悪ふざけ…いや、そうじゃなくて真面目、本人はいたって真面目です。
しかしなんだこれは!!!!!
ハリウッドで栄光を掴んだがゆえに、まるで自ら転落を願っているかのような……その為にこういう糞映画出演記録を更新し続けてるの?ニコラスーーーーっ!!!
とはいえ、大抵はニコラス・ケイジっていうだけで画面映えしてそこそこ観れる映画になっているんだけどね。
それでもやっぱり今回は無理だったー(>д<。 o)
テーマはずばり「信仰心」。
海外映画と宗教は切っても切り離せない関係…まあ仕方ないよなあ、と思いつつ……なんだかなあ…。
黙示録の通り、信仰心のある者は選ばれし者で天国へ、残された者は暴徒で溢れた街でひたすら怯え逃げ惑う…みたいな話。
なんだけど……主人公レイがいかに飛行機をうまく不時着させるかに時間を割きすぎて、これ何の映画??とポカーン。
愛人(未遂だけど)のくだりも特に必要なさそうだし、無駄にダイハードっぽい雰囲気もあって何が言いたいのかわからない映画になってる。
信仰心の深い者と純粋な子どもだけが突如衣服だけ残して消え去るっていう展開だけは不気味でおもしろいけど、ほんとそれだけ。
まったく感情移入できないまま終わってしまった。
ローマンという名の男-信念の行方-(2017)

原題:ROMAN J. ISRAEL, ESQ.
監督 ダン・ギルロイ
あらすじ
~正義の26年、破滅の3週間~
長年法律事務所で裏方の仕事をしてきた、有能だが見た目のさえない人権弁護士ローマン・J・イズラエル。
ある日、パートナーで事務所代表のウィリアムが倒れたことを機に帳簿を調べる内に、事務所の資金調達に不正があったことを知り信念を大きく揺さぶられていく。
さらに、利益優先の凄腕弁護士ジョージ・ピアスに雇われ、殺⼈事件を担当することになるが、その裁判で不正が⾏われていると知り、自分の人生を変える大きな問題に足を踏み入れてい……。
第90回アカデミー賞でデンゼル・ワシントンが主演男優賞にノミネートされたサスペンスドラマ。日本公開は未定…っていうかこれはヒットしないでしょ…。
リアルタイムでアカデミー特集観てたけど、同じ年に「スリー・ビルボード」や「シェイプ・オブ・ウォーター」他、かなりすごい作品がノミネートされてたので
「あ、今回D・ワシントンは無いな…」と誰もが思ってたはず。アカデミー賞特集のときもご本人が既に「ないない、俺今回ないから」っていう顔してたのも覚えてる。
18キロも増量して役作りしたというのもまた売りだったんだけどそういうのもちょっと飽き飽きというかw
なにはともあれ、デンゼルさまの演技はやっぱいいですね。
しかし、今回はあの、私が生理的に苦手だったコリン・ファレルがすごくかっこよかった、そこが一番の驚きw
っていうかぜんっぜん老けないねこの人、なんでだ???むしろヒットマンズ・レクイエム(2008年)より若々しい?
おじさんになってから魅力が増す顔なんだろうか。
さて、この作品は実話ベースで作られたらしいけど、やっぱ地味、ちょー地味です。
感情の揺れ動きとか、演技でなんとかなってるけど脚本的にはどうなんだろうこれ…主人公ローマンの挫折感もいまいち伝わってこなかったし、
ジョージが初心を取り戻すとこも唐突すぎる気がした。ものすごくリアルを追求した演技ということかもしれない。
個人的には人権派弁護士にはあまり良い印象がない。本当に加害者の権利のため、冤罪から人々を救う為に活動している人もいるが、
「国家権力に立ち向かう自分」という自己顕示欲・名誉欲みたいなものが透けている人が多くいるから。
これはあくまでも加害者の権利を守るための手段じゃなきゃいけないのに、まさに目的になってしまってるパターンが多い。
その場合、弁護士にとって加害者というのは自分の欲を満たす道具でしかない。
ローマンがそういう男だとは思わないが、彼の信念が揺らぐ過程の描写が、いまいち自分の心を打たなかった。
有能な弁護士というふれこみも、彼の出過ぎた発言がネックになって、どうもその有能さが伝わってこない。
記憶力がいい頑固親父、それだけなんだなあ…。時にそれが可愛くいじらしく見えなくもないんだが…。
ただ、全体を通して、誰よりも人間らしい人間だということは伝わった。
自暴自棄になり懸賞金目当てに匿名で犯人えを警察に売る、という弁護士にあるまじき行為。
その後の後悔と、自分の信念を曲げたことにいつまでも疑念を抱き続ける様子は、地味ながらさすがのデンゼル様の名演技だったと思う。
そしてコリン・ファレル、彼も本当に良い表情で、難しい役をこなしていた。
ローマンがとる最後の行動。
常人では思いつかないようなものなんだけど、自分を裁き自分を赦すということ、ものすごく重く胸に受け止めました。
ヒドゥンチャイルド 埋もれた真実(2013)

原題:Tyskungen
スウェーデン/ドイツ
監督 ペール・ハネフィヨルド
あらすじ
スウェーデン。作家エリカは娘マヤを出産するが、彼女の両親は病院からの帰宅途中、交通事故で命を落とす。しばらくしてエリカは刑事である夫パトリックやマヤとともに、両親の家に引っ越すが、そこで突然、エリカの母親が生んだエリカの兄に当たるという老男性ヨーランの訪問を受ける。驚きの余り面会を拒んだエリカだが、直後、ヨーランは何者かに殺されてしまう。エリカは真相を確かめようと母親の旧友たちと会い始めるが……。(WOWOWより引用)
第二次世界大戦中、ドイツに侵略されていたノルウェーとスウェーデン、ここらへんの歴史がよくわからないとこの映画はさっぱりわからないと思う。日本人には理解しがたい心情が多々あるので。
簡潔に言うと、エリカの母の恋愛と、それに嫉妬した男の物語。
推理小説が元になっているだけになかなか雰囲気ありました、ただ北欧映画って独特の暗さがあって、これについていけないと挫折する。
フランス映画の気取った暗さとはまた違う暗さなんだよなあ…。ただ、個人的にはスウェーデン映画は当たりが多い気がしてます。
この映画でちょっとしんどいのは、戦時中の若き仲間たちの裏切りが題材になっているので、今現在その主要人物は当然皆爺さん婆さん…。
エリカが母の謎に迫るものの、話を聞きに行く相手はシワシワよれよれの爺さん…顔の見分けもつかないし、覚えるまで大変だった。
回想シーンに入ると美しい青年と若き日のエリカの母なんかも出てくるのでなんとか持ちこたえられるけど。
お話自体は地味ながら、非常によくできたミステリーだと思う。
単調な展開に眠気をこらえて観ていたためか、ほんの少しの事実にも驚いてしまった、これは何かの罠か??
途中ですっげーダレるのに何故かやめられない、真実を知りたくなる。セリカもいい加減老人たちの思わせぶりな態度にイラついてきて、まさにそれは
視聴者の代弁でしたw
この映画の何が切ないかって……いまだに戦時中から抜け出せない老人たちの心の傷。
時代は動いているのに逃れられない罪、悲しい。
この映画の中に「”戦争が教えてくれた。死から目を反らす方法を だが、戦争に行かなかった奴らは何も分かってない」という台詞が出てくる。
かなり胸が痛くなる場面だった。人々の心の中ではいまだ戦争は終わっていない、そう痛感させられる。
ただ、ちょっといただけないのがエリカの母。
エリカの出産を見届けた帰り道事故に遭い夫と共に亡くなるんだけど……そのときの描写がいまいちなんだな。
運転中の夫に携帯出ろだか掛けろだかやけに偉そう。あぶねーじゃねえか!運転中だぞ、あんたがやれよ。
そして携帯を落とした夫に「何やってんのよさっさと拾いなさい」え?マジ?運転中に?
案の定アホな夫は運転そっちのけで携帯取ろうとして、まったく前なんか観てない、っていうか
運転中とは思えない拾い方をしようとする。
案の定事故って死ぬ。
こんなの見せられた後に若き日の可愛い母ちゃん見せられても「うーん、あんな婆さんになるんだよなこの子」としか思えないw
しかもこの場面がすごく重要かと聞かれたらまったくそんなことない。死後、エリカの兄が訪ねてくるためにこの夫婦が亡くなる脚本なわけだから、
夫婦が亡くなる原因はなんだっていいわけだ、なのにあの描写。意味あるこれ??
まあとにかく……切ない映画ではあります。殺された男がまたイイ男でなあ…もったいねえ…。
あと、エリカの旦那は警官なんだけど、まあ理解ある素晴らしい夫。なんかかわいそうなんだよねw妻の行動に振り回されっぱなし、でも終始優しくサポートしてて。
ラスト犯人がわかったものの、この爺さんにそんな連続殺人できるかなあ…というモヤモヤが残る。
キラー・リート(2011)

KILLER ELITE
監督 ゲイリー・マッケンドリー
あらすじ
殺し屋稼業から身を引いたダニー(ジェイソン・ステイサム)は、かつての相棒ハンター(ロバート・デ・ニーロ)がオマーン首長の息子を殺した男たちへの報復に失敗し、捕えられたことを知る。ハンター解放と引き換えにその仕事を引き継いだダニーだったが、今回の標的に共通しているのは、国家レベルの秘密組織「フェザー・メン」に守られたSAS(英国特殊部隊)の精鋭たちであり……。
英国特殊部隊SASの元隊員が発表した“実録”冒険小説の映画化らしい。
信じるか信じないかは貴方次第です……系のw
いや~、なんでしょうこの映画w
ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーエン、ロバート・デ・ニーロ、三つ巴!!!!なのになのに……なんだこれ、です。
無駄が一切ない映画はダメなんだな…と思いました、無駄って必要なんだね、人生においても映画においても!!!
まるで箇条書きを読まされてるかのような展開、文章になっていない作文、そんな感じです。
原作があるから一概には言えないけど、おもしろそうな場面を継ぎ接ぎしたみたいな映画。
過去を隠したステイサム(謎めいたセクシーガイ)と恋人のくだり……ベタだなあ、むしろ振り切れてるというか、アッパレです。
普通中東とか舞台にした映画ってもっと重苦しくなるんだけど、どいつもこいつも全然恐ろしくない。
同じく中東絡みの映画、「ワールド・オブ・ライズ」のディカプリオが負った苦しみを分けてあげたいw
クライヴ・オーエンに関しては最初からもう中間管理職の苦悩が顔ににじみ出てて、全然怖くないし、ジェイソン・ステイサムとの並びが相性良すぎて
「拳を交えた男たちの友情的な展開に…?」ってなるのが見え見えで、すっげー安心して観れる映画になってるw
クライヴ・オーエンが過去に負ったであろう、戦争の古傷?も全然痛々しく見えずむしろ高度なコスプレのよう。
ロバート・デ・ニーロに関してはよく頑張ってるねお爺ちゃん、と言いたくなる可愛らしさ。中盤急に覚醒してセガール化するw
でも最後までただのおじちゃん感は否めない。かつてあの笑顔は見る者を疑心暗鬼にさせ、特に凍りつかせたものだが、今はまさに好好爺。
一流の殺し屋であるステイサム陣営も、SASの存在も、中東の組織連中も、これだけ見事に怖くない映画は珍しい。
とりあえず名優たちのが楽しんで演技していたのは伝わったwそんな作品でした。
華麗なるギャツビー(2012)

原題:THE GREAT GATSBY
監督 バズ・ラーマン
あらすじ
ニック(トビー・マグワイア)が暮らす家の隣に建つ、ぜいを凝らした宮殿のような豪邸。ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と言葉を交わす仲になる。どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。
これ、原作があるようで、1925年に出版された、まんま『華麗なるギャツビー』(The great Gatsby)という本、
作者はスコット・フィッツジェラルド。何度か映画化・舞台化されてる模様。
モデルになっている実在人物なんかも多く、少しの実話を元にした本だけど、その内容はだいぶ脚色されてるそうな。
アメリカでは有名な文学作品みたいです。
さてさて、この映画、超おもしろかったです。
冒頭からガッシリ心掴まれちゃいました。
まずこの時代のアメリカが舞台の映画ってハズレが少ない。時代背景・人々の服装や街の雰囲気、色んな要素が映画として最高の題材になるから当然といえば当然なんだけど、この映画に関しては童話のような、ミュージカル的なファンタジー世界が観られます、圧巻です。単純にセンスがすごい、金もかかってるぞこれ。
日本でいうと蜷川監督の『さくらん』とか『ヘルター・スケルター』、あとは中島 哲也監督が映画化した『嫌われ松子の一生』とか思い浮かぶ。
でも日本の映画でこれやっちゃうと芸術面に重きを置いてストーリー性が下がる気がする、実際嫌われ松子は途中で「はいはい、そうなのね」って飽きちゃったし。
話戻して、ギャツビーは評判通りの映像美の連続で、映画好きなら一度は観ておかないともったいない作品だと思う。
ちなみに監督のバズ・ラーマン、他にもすごい個性的な作品撮っていて、一貫性がある。
ぶっとび映画『ロミオ&ジュリエット』(レオ様主演)や共にニコール・キッドマンを主演に置いた『オーストラリア』『ムーランルージュ』。
ああ、納得。こういうの撮る監督さんなのね、癖が強い!!!!後者二作は実はまだちゃんと鑑賞していなくて、チラチラと観た程度。(だったと思う……色々観すぎて記憶ハグチャグチャ)
それでも壮大でど派手な映画だっていうのは伝わってきた、なんちゅーパワーだ。
さて、話戻して、ギャツビーの友人となるニック・キャロウェイを演じるのはあのスパイダーマンで有名なトビー・マグワイア。
冒頭、ニックがあらゆる依存症に苦しみカウンセリングを受けているなシーンから始まる。
トビー・マグワイア、彼が悩みながら自分語りをするだけで既におもしろいんだよなあ…不思議な俳優さんだよねほんと。
大富豪に信頼される素朴な友人演じさせたら右に出る者はいないんじゃないかw
そして、笑っちゃうくらいディカプリオが華麗です(前半だけ)とビーさんとの組み合わせも意外にぴったりハマってて、
レオ様が元来持っている孤独感と素朴で優しいとビーさんが並ぶことで自然と心地よさを覚える。
と、同時に不安感もいーっぱい。だってレオ様はいつも最後不幸になるから……。
本作も華麗なのは中盤まで、あとはどんどん不器用で一途で孤独な男の姿が丸裸になっていくんだけど…
ヒロイン夫婦のウザさのおかげでますますギャツシーの魅力が増すわけです…。
あ、ちなみに公開当時からギャッツビーだと思い込んでたけどギャツビーなんだよねw
言いやすいからギャッツビーって言っちゃいがち。
バッドエンドの方がハッピーエンドより心に残る、それはわかるんだけどあの馬鹿夫婦には天罰くだってほしかったなあ。
ギャツビーの一途さに徐々にひっぱられていくニックが本当に優しかった。さすがトビー・マグワイア!!!
映画の中でレオ様もトビーも、普段穏やかなのにブチ切れるシーンがあるんだけど、さすが……ってうなりました。
あの怒りの演技の中に様々な背景や感情が混ざり合っていて、本当に素晴らしい演技だった、泣きました。
でもなあ、たまには幸せになるレオ様が観たいよ…もう辛くてたまんねえよ!!!っていうかこの人不幸な人の役演じたがる傾向にあるよねw
ドMだ、レオ様はドMなんだ!!!!!
自分なりに考えた結果、ギャツビーの敗因は押しすぎたことと、着飾ってしまったことではないだろうか……と思った。
典型的な裕福な育ちの令嬢と、金持ちの亭主とくればやはり、愛人は純朴で無一文の青年……が一番戦略的にはイケてたんじゃないかなあ?
何不自由ない女が夫に浮気され、逃げ場を求めてるならそのくらいのスリルがないと飛べない、そんな気がする。ああ、哀れなギャツビー( ; _ ; )
