イラストとか読書感想

読書感想


拍手コメントくださる方、本当にありがとうございます。めっちゃ読んでます、っていうかよく「長文すみません」みたいに書く人がいて、
全然気にしないでいただきたい、むしろ嬉しい!もちろん一言感想だってちょー嬉しい、でも長文はね、もともと文章読むのが好きなので
もうパッと拍手管理画面開いた時にビッシリ文字が並んでるとイキそうになりますよ、ええ。
「うまく感想書けなくて」とか「日本語めちゃくちゃでごめんなさい」とか「伝わりにくくて」とか書いてる人、全然いいっす、
どんな言葉も理解しますよ、言葉キャッチャーとしての苺飴をご信頼くださいw「大丈夫、履いてますよ!」もとい「大丈夫、伝わってますよ!(*゚∀゚*)!!!」

ただお返事なかなか書けなくて申し訳ない…。
基本、長文には長文で、短文には短文で、質問には回答で、という風にお返事書くことにしてて、
で、性格的にいい加減なことを書くのは嫌いなので書く時は腰を据えて書きます。
気持ちをこめて書きたい。
とかなんとか言い訳してる間にかなりのコメント数きてるんで返事溜まってますw
溜まり過ぎててこれがベジータなら夢精してますね!!!(きたねーな今日)

『記憶の欠片』の感想も嬉しいけど、なんかブログのちょっとした絵の再掲にも皆さん反応くださってて
嬉しいです。あと定期的に来るのが昔の長編漫画の再掲希望の声。それちょっとお待ちくださいね、考えてますので(・∀・。)
何はともあれ感謝感謝です。
感想もらえると嬉しくてすぐ続き描いたりする単純な奴なんで…ほんと(´∀`艸)♡

なんかね…いきなりヤムチャが描きたくなってw

他、いろいろ

9月からの今日まで、ついに本の購入冊数が100冊いってしまったヽ(゚Д゚;)ノ!!
先週までは50~60冊くらいだったのにそこからまた買っちゃったぜ!!
夫婦の寝室とは別に自分だけの部屋があるんだけど、今そこはちょっとした図書館みたいになってる。
本棚に入りきらないので枕元にも積んでいる。
なんだろう、このまま本に埋もれて死んでしまいたいくらい、並んだ本、積まれた本を見て興奮する。
ページをめくる時の、指が紙に触れる感触?でふぁああ、って声出そうになるくらいだw
活字っていいね、活字ぃいいい( ゚∀゚)!!!
さて、今日は何を読もうかな…から朝が始まり、完全ひきこもり状態。
買い物はたまに行くけど、友人からの誘いは相変わらず前にも増して断っている。
だってなぁ…人と会うと疲れるんだよ、楽しいんだけど。

最近とんねるず貴さんの貴ちゃんねるとか憲さんの新曲とかずっと楽しみにYoutube巡りしてる。
貴ちゃんねるもう140万人いってる、嬉しいwチャンネル開設第一弾動画からずーっと観てるよ…。
とんねるずで育ったので、私にとってこの2人は永遠のスターなんだよね

憲さんが10月に出した新曲
去年出した歌も全部よかったけど今年もオシャレだわぁ゚.+:。(≧∇≦)ノ゚.+:。

山形県知事に表彰されたね貴さん!!

幼年期の終り  (ハヤカワ文庫 SF) – 1979
アーサー・C・クラーク (著), 福島 正実 (翻訳)

あらすじ
異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。
その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。
だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は?
人類の未来は?――巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作!

 

この作品が発表されたのは1953年、日本で出版されたのはそこから25年以上も経ってからってことのようだ。
アーサー・C・クラークといえば『2001年宇宙の旅』ですね。
そう、映画として日本でも有名なあのSF作品。
ちなみに何度観ても私は鑑賞中寝落ちしてしまうためラストまで見終えたことがない…w

さて、本作『幼年期の終わり』だけど……まずタイトルのセンス半端ない!!!!!
このタイトルに惹かれて買ったと言っても過言ではない。
ストーリーはいわば近未来SF物語…なんだけど、人類がオーバーロードと呼ぶエイリアンの存在が非常に不可思議。
いわゆる侵略者のイメージが強いエイリアンの概念を覆すくらい奇妙である。

ちなみに、確か本編ではオーバーロード=上帝、という一文が出てきたような覚えがあるんだけど(記憶違い??)
後ほど自分で調べてみるとオーバーロード=(…に)荷を積みすぎる、(…に)(…を)積みすぎる、負担をかけすぎる、(…に)かけすぎる、予定された以上に使う、負荷をかけすぎる

という検索結果が出てきた。現在では主にIT用語として使われているみたい。

第一部

まず冒頭は宇宙船の襲来。そして地球総督カレランというオーバーロードと唯一接触できる国連事務総長ストルムグレンが度々会見を
行っていく中で両者の信頼関係や、ストルムグレンの強い思いが描かれていく。「オーバーロードの姿形をこの目で拝みたい」という強い願望だ。
奇しくもそれはかなうことはなかった。
(会見はオーバーロードの宇宙船内で音声のみによって行われる、かつカレランは姿を見せない)

オーバーロードはただただ地球上の主要国家(都市)の上空に佇み地球人を監視している。監視というのか、まるで人類を成長途中の困った我が子のように
思い、庇護している状況。民族間、または国同士の小競合いには強く干渉するが決して重い罰によって人々を虐殺するなど暴力的な措置はとらない。
ただ太陽を隠してしまうだけでいい。人類はそれだけでもうくだらない争いをする気力も意義も失うから。
オーバーロードは人類から核兵器などを奪い、ひたすら波風経たぬ平穏な暮らしの中へ没頭できるよう静かに導くのみだった。
一部の活動家たちが「オーバーロードは何故我々に姿を見せないのか、目的は何なのか」とデモなどを行うものの、結果的にオーバーロードが
もたらす変化はどれもこれも人類の為になっているという事実を皆が認めてしまっているため、そういった活動もそれほど広がることはなかった。

第二部
ではオーバーロードの導きによって飢えや貧困、犯罪がほぼなくなった「人類の黄金時代」が描かれている。
人々は裕福で、無理な労働を強いられることもなく、働きたい者だけが己の願望のために働く、そんな社会生活が営まれている。
この章で登場するロドリクスという青年が後に非常に重要な存在となる。
オーバーロードが人類から奪った2つのこと
「核戦争などによる破滅行動」と「宇宙への進出や宇宙開発などの技術の発展」
後者はかねてよりロドリクス青年にとっての生き甲斐と希望であったが、当然諦めるほかない、という状況だ。

では、何故オーバーロードはこの2つを固く禁じてしまったのか。
核開発や核の使用(他の兵器に関しても同じ)の禁止はまぁ当然だろう。
でも宇宙開発は……?

そこに答えが隠されているわけなんだけど…そう言っても全然ネタバレにはならないw
なにせ物語が壮大すぎて、最後まで読んで答えを知ったところで、「そんなの予想つかねーよ」という感想にしかならないから。

以下。ネタバレします。

科学的な知の発展の最終形態だった。
しかしそれ以上の進化をもたらすことは不可能、いずれ消えゆく者たち…とでも言うのかな。

オーバーロードの上にはオーバーマインドの存在がある。
一部からずっと国連事務総長ストルムグレンは会見の度に「地球総督カレランもまた、何かの命令によって動いている」と予想しているがまさにこれだ。
オーバーマインドは、超自然的な精神性の発展の最終形態であり、個体を持つオーバーロードに対し、もはや彼ら?奴ら?は個体すら持たず、統一体として宇宙を支配している
ここまで書いてみても何を書いてるのかわかなくなりそう…w

オーバーロードには限界があり、オーバーマインドには成り得ないが人類はまだ可能性を秘めていたわけだ。
つまり、オーバーロードたちは「命令」によって人類を育て?成就させようとしていたのではなく「一つの使命」として
全ての行動を起こしていたんだと…。
どのSF映画にもあるように、人類は知性と科学技術を発達させていく過程の中で必ず自らの化学兵器や科学技術でその身を滅ぼしていくように、
オーバーロードはまずそれを防ぐことから…と考えたんだろう。

ラストは……なんだろう、読んだ人にしかわからないと思うので詳しくは書かないが、
多くの人が、虚無感に襲われるか、こんなもんかとその壮大すぎるフィクション性に呆れるか、両極端な感情になりそうだ。

私はこれを読んでいて、オーバーロードが「進化を望めない超自然的な精神性の発展の最終形態」であると知り
現代社会で急速な発展を遂げている「AI」に似てるなぁ…と感じた。
行き着くところまで行ってしまえば、究極の知性と精神性を持ち得るもののその先に進化はない。

こんな小説を1953年に書いてしまったアーサー・C・クラークには畏怖の念を感じずにはいられない。
一体彼の脳はどんな構造になってるんだ!!!!!

刑事の骨  – 2013
永瀬 隼介 (著)

あらすじ
連続幼児殺人事件の捜査本部を指揮する不破は、同期の落ちこぼれ警察官・田村の失敗で真犯人を取り逃す。
17年後、不破を訪ねてきた田村が、その夜新宿歌舞伎町のビルの屋上から転落死する。不可解な死……。
田村は定年後も単身、連続幼児殺人事件の捜査を続け、真犯人に迫っていた。
当時、犯人の顔を見たのは田村だけと思われていたが、じつはもう一人目撃者がいたのだ。
不破は田村の遺志を継ぎ、犯人捜査に乗り出す。時効を過ぎたにもかかわらず、なおも関係者を呪縛する事件の重さ。

 

2006年文庫版が出版された『閃光』以来、二作目の永瀬小説。
上の作品は三億円事件をテーマとした骨太のクライムサスペンスで、私はかれこれ3回は読んでるかな。

本作『刑事の骨』…冒頭から息もつかせぬ展開、めっちゃひきこまれます。
刑事同士のやりとりも『閃光』で見られたのと同様、潤いのないギスギス感、武骨で男くさい雰囲気、
好きですね~、横山秀夫作品にもみられる男たちの出世欲とか組織のしがらみに雁字搦めなこのもどかしさとか、
私は好みだw(でも横山作品の方がそこはかとなく上品さを感じる)

4分の3くらいまではこの面白いミステリアスでどんより感が続いていく。
中盤あたりで元高校生がこの手のミステリーにありがちな「乗りかかった船だし俺も協力するよ」という流れに乗り、
さらに謎めいていた千恵の謎が全然大した謎でもなかったという、そこらで少し軽さを感じてしまった。

事件の犯人は?という核心に迫るところもなんだかいまいち…。
最終的なオチは……また川で決闘??
『閃光』でも川だったよねw
で、この著者は雨も好きみたい。雨の使い方はとても上手だとは思う。
うーん、終わりよければすべてよし、という言葉通り…読後感は悪くないんだけど終盤になって独特の重々しい雰囲気が消えてしまい、
ちょっぴり安っぽさを感じてしまった。
犯人の動機がね…どうもなぁ…納得できない。なんだかもったいないなぁ…。
でも今度も永瀬隼介作品は読むと思う。かなり好みです。

十角館の殺人 -1987
綾辻 行人 (著)

あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

 

表紙が好みだったので2007年の新装改訂版を買った。
ネタバレしたら台無しなんでネタバレせずに簡潔に感想書きます。

この小説には有名な「衝撃の一行」なるものが出てくる。
そこで驚けるか否か、に全てがかかっていると思う。

ちなみに私は途中で「こいつ犯人だな…」と気づいちゃったんだけど(それでもとても読みやすく面白い)
「衝撃の一行」にはちょっと驚かされた。
なるほど、犯人はわかってしまってもこういう仕掛けがあれば楽しめるんだな~と感心。
でも、これをやられちゃうと他の推理小説家は同じ手は使えないよねw
いやぁ、うまい方法を編み出したものだ。非常に単純なんだけどひっかかるよね。

ただ、意外に軽快な感じなので怖さが全然ない。
おそらくこの小説に影響を受けて書かれたであろう米澤穂信の『インシミテル』(2007年)の方が私は好みかもしれない。
こっちはなんか……建物の構造がより複雑で面白いw
ただ、逆に本作の十角館はその表紙にもあるように、あまりにシンプルかつ無防備という意味でゾっとするものがあるw
実は表紙は何気なく見てたので、読み終わって本を閉じて改めて見た時初めて「あ、これが十角館か!」と気づいたんです…w
あ~、なるほど、こんな感じね、うん、気持ち悪っっ!!!!ってw
なんかすげー不気味だなこの平屋……泊りたくねぇええ!って心から思った。

しかし、やっぱりこの手のお話は皆アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に影響受けてるんだなぁ…って。
本文にも出てくるんだけど、なにせ登場人物たちはミステリ研だからってのもあるけど、会話の中に色々な海外ミステリ作家の
名前が出てきて面白い。
まぁでも…やっぱり1987年、発売当時にこの本を読みたかったなぁ…。
衝撃度が違ったと思うし、ある程度読書しちゃってると驚く機会は減るよね、仕方ないけど。

驚愕のラスト、という意味では西澤保彦の『彼女はもういない』をお勧めしたい。
以前日記に書いたけど、久々にラストで「えぇ??」って声出たもんね…。