映画感想

いただたコメント、さかのぼって確認作業中です!!順次お返事書いていきますね、しばしお待ちくだされ(^0^)♡

溜まりに溜まってる映画感想文、途中まで下書き状態のもの、タイトルは覚えていても内容を忘れてるものがいーっぱいあるので、
その場合一言感想みたいになっちゃうけど簡単に書いていきますw

映画感想

イテウォン殺人事件

あらすじ(ネタバレ)
男子大学生がハンバーガー店のトイレで、首を7回、胸を2回刺されて死亡する。
容疑者は、CID(アメリカ陸軍犯罪捜査司令部) が身柄を確保したピアソンと、父親に付き添われて出頭したアレックス。検察の取り調べに対して、ピアソンはアレックスが、アレックスはピアソンが男を殺したと供述する。
アレックスの曖昧な供述に対し、ピアソンの供述は具体的で信憑性が高い。ピアソンにも疑わしい点があるが、検察はCIDの結論を覆し、アレックスを殺人罪で起訴し、ピアソンを凶器の所持および証拠隠滅罪で起訴する。
裁判が始まり、アレックスの証言に矛盾が見つかる。さらに、アレックスから男の首を刺したと聞いた友人が証言台に立つ。そうして、アレックスに無期懲役刑が下され、ピアソンには1年から1年半の懲役刑が下される。しかし、上告したアレックスは証拠不十分で無罪判決を受け、ピアソンもまた恩赦により釈放される。犯人不在のまま事件の裁判は結審する。

1997年4月3日、梨泰院(イテウォン)のハンバーガーショップで実際に起った殺人事件を、事件に関係した人物たちの証言と資料調査、検証を行って映画化したもの。
人物、構成、描写は架空らしい。
韓国映画といえば、「映画が世論と司法を動かす」である。
この映画をきっかけに、イテウォン殺人事件は12年ぶりに捜査が再開され、2011年には韓国から犯罪人引き渡し要請を受けた米捜査機関により、被疑者が米国内で逮捕&韓国に送還された。
そして2016年、被疑者に懲役20年の判決がくだった。遺族の気持ちを思うと、地獄の20年間だったろうな…。
そしてどの凶悪事件もそうだが、20年近くも経てば科学捜査の技術も進み、かつて解決できなかった事件の解決も不可能ではないという希望が持てるのだな…と。
まだここに感想は書いていないが、児童虐待や女性差別、あらゆる弱者のための名作映画を生み出し、私もいくつか鑑賞してきた。
韓国映画界は、自国の恥部や暗い過去を曝け出す勇気がある、かっこいい。
そして、ただ実話を淡々と映画化するのではなく、(不謹慎ながら)きちんと映画作品として楽しめる仕上がりになっているのがすごい。
だからこそ人の心を動かし、世論をも動かせるんだろうな。
ただこの映画、これまた韓国映画ならではの、非常にリアルな刺殺場面が何度も出てくるので苦手な人にはお勧めしない。

 

運命の女/UNFAITHFUL(2002)

あらすじ
コニー・サムナーはニューヨーク郊外で暮らす専業主婦。マンハッタンで会社を経営する夫エドワードと9歳になる息子チャーリーと3人で、平凡だが幸せな生活を送っていた。ある日、コニーはチャーリーの誕生日プレゼントを買うためマンハッタンへ出掛けた。通りを歩いていたコニーは、大量の本を抱えた青年と衝突した。その青年、フランス人でブック・ディーラーのポール・マーテルは、膝を怪我したコニーの治療をするため彼女を自分のアパートに招き入れる。以来、何度か彼を訪ねることになったコニーは、やがて越えてはならない一線を越えてしまう…。

リチャード・ギアらしからぬ役柄…!
結構ありがちなストーリーなんだけど、え?まさかそんな…ギアたん…|ω・`)みたいな軽いショックがww
ちょっとラストがどうなったか全然覚えてないんだけど、地味なわりに面白い映画だった記憶だけう~っすら残ってるw
妻役のダイアン・レイン綺麗だし、不倫相手のオリビエ・マルティネスかっこいいし、寝取られ夫のリチャード・ギアはイケおじだし、ニューヨークとマンハッタンがお洒落だし、
この雰囲気だけでも楽しめるんだよねw
ただ、リチャード・ギアがかわいそうだな~とwぜひご覧あれ!(落ち覚えてないくせに偉そうに言う)

依頼人/THE CLIENT(1994)

あらすじ・解説
上院議員殺しの真相を知る弁護士が自殺した。検事局は、目撃者の11歳の少年マークの口を割ろうと執拗な接触を図る。頼る者のないマークは、わずか1ドルで女弁護士(S・サランドン)を雇うが……。「ペリカン文書」「ザ・ファーム/法律事務所」に続くJ・グリシャム原作の法廷サスペンス。

非常にシンプルなタイトルだが見事な映画だと思う。
子役時代のブラッド・レンフローの素晴らしい演技、そして彼自身の魅力がこの映画の完成度をここまで上げたんだな…。
若くして亡くなってしまったところがリバー・フェニックスと被る。才能ある子どもの早逝は悲しいな(才能なくて勿論悲しいが)

CGやド派手な映像技術なんかなんかなくたってキャラクターと脚本と、俳優の魅力と演技力が揃えばよい映画は作れるってもんだ。
(これらが揃うことがそもそも奇跡かもしれないがw)

いまやすっかりジョージアの缶コーヒーおじさんとなったトミー・リー・ジョーンズが癖のある、でも程よい塩梅の連邦検察官、女弁護士をスーザン・サランドンが熱演。
何故か評価がそれほど高くはないが私的には結構な名作映画だと思う。女弁護士レジー・ラブと、精神的ショックから植物人間状態になった弟リッキーと自分の身を必死で守ろうとする11歳の少年マーク・スウェイとの関係が素晴らしく、少年の賢さをオラ―がすごい。未鑑賞の方はブラッド・レンフローの演技をぜひとも観て欲しい。

コリーニ事件(2019)

原題:Der Fall Collini/ドイツ

あらすじ・解説
ドイツの現役弁護士作家フェルディナント・フォン・シーラッハの世界的ベストセラー小説を映画化した社会派サスペンス。新米弁護士カスパー・ライネンは、ある殺人事件の国選弁護人を担当することに。それは、ドイツで30年以上にわたり模範的市民として働いてきた67歳のイタリア人コリーニが、ベルリンのホテルで経済界の大物実業家を殺害した事件で、被害者はライネンの少年時代の恩人だった。調査を続ける中で、ライネンは自身の過去やドイツ史上最大の司法スキャンダル、そして驚くべき真実と向き合うことになる。

映画公開は2020年、ってことは日本公開は昨年かな??っていうか日本で公開したんだろうか…。

この映画を観た後に気づいたのだが、解説にも書かれてるように、私が持っている小説『犯罪』の作者フェルディナント・フォン・シーラッハの本『コリーニ事件』が原作なんだよね。
この『犯罪』、短篇嫌いの私が続編?『罪悪』『刑罰』の2冊揃えてしまうほど個性的で面白いのだ。


他にも『禁忌』『神』『珈琲と煙草』『カールの降臨祭』(この3冊は短篇ではない)があり、未読なんだけど、表紙からしてオーラを感じてしまう。
既読作品でいうと、以前図書館で借りて読んだ『テロ』もある。
Blogに感想書いた記憶がある(定かではないが)
いわゆるトロッコ問題なんだけど、シンプルすぎる小説の構造がゾワっとするいうか、めっちゃ重いテーマをめっちゃ淡泊に書く作家さんで、
自分の倫理観が揺らぐと言うか、誤魔化しがきかない感じがして足下が揺れるような…。
で、話を戻して、映画『コリーニ事件』、原作は読んでいないがさすがシーラッハ原作の映画、やっぱ淡泊、なのに重い、悲しい。
これは小説で読んだ方が良かったのか、どうなのか…。
結局のところ彼の作品の言いたいことは「さて、あなたならどうする?」とか「あなたはどう思う?」という静かな投げかけなので、
そこを楽しめるかどうかなんだろうな。新米弁護士カスパー・ライネンの頑張りはすごくよかった。

アトラクション制圧(2017)/アトラクション侵略(2020)

原題:Attraction/原題:Invasion(ロシア)

『アトラクション制圧』あらすじ
巨大な球体宇宙船がモスクワに飛来し、ビルをなぎ倒して多くの死傷者を出しながら着陸した。異星人との初めての遭遇に人々が戸惑う中、ロシア政府は即座に戒厳令を敷き事態の収拾を図ろうとする。一方、ロシア軍司令官の娘ユリアは異星人の科学技術者ヘイコンと出会い、ヘイコンが故郷の惑星へ帰るために必要なデバイス「シルク」探しを手伝うことに。異星人に対する排斥の気運が高まる中、ヘイコンと一緒に過ごすうちに自分が彼を愛し始めていることに気づくユリアだったが……。
『アトラクション侵略』あらすじ
未確認飛行物体がモスクワに墜落してから3年。未曾有の大災害は1人の少女の運命と、宇宙に対する人類の考え方を大きく変えた。そんな中、異星人たちがついに本格的な地球侵略を開始する。再び存亡の危機に陥った人類は、彼らの最先端技術に打ち勝つべく、人間本来の持つ愛や忠誠心、慈悲といった感情を駆使して立ち向かっていく。

何気にちょいちょい当たりがあるロシア映画。
結構マイナーだけどこの2作品も意外に面白かった。
まぁかなり地味ではあるし、軍隊とかロシア側、政権とかそこら辺のトップの動きがハリウッド映画とは全然違うよね。
あまりドラマチックな展開にはならない、なんか、ド派手にいこうぜ!っていう気合が見えないところが良くも悪くも…って感じなのかな。
カナダ映画なんかもそうだけど、政府とか軍隊とかの命令系統、どこが何を対処するか、誰に権限があるか、がハッキリとわかるように描かれていない映画が多く、
アメリカ映画に慣れてる人間からするとそこが気になることしばしば…。

『アトラクション制圧』の方は異星人との静かなラブロマンスで、これまた比較するとハリウッド映画のようなあからさまな感じがそこまでなく、物足りないといえばそうかも。
ただ、球体宇宙船のセンスがそこそこカッコイイので結構楽しめる。
続編『アトラクション侵略』はさらに冒険的な要素を増やし、スケールのデカイストーリーになってる。
前作で完結、でもよし、二作続けて観るもよし、期待値を下げれば楽しめるSF映画になってるのでお勧め!!

映画感想