映画感想6本
アンソロ原稿の方もなんとか進んでますw
やばい、もう3月17日じゃん!!!!
明日は318の日?つっても特別何もしまへん。
映画感想
ミュンヘン (2006)
監督:スティーヴン・スピルバーグ

あらすじ
ミュンヘン・オリンピックの最中、イスラエル選手団が何者かに襲われた。
イスラエル側はテロリストの犯行とみなし、復讐を計画する。
暗殺チームのリーダーに任命されたアヴナー(エリック・バナ)は、
11人の標的を次々に消していくが……。
1972年に起きた事件なんだけど生まれてないからリアルタイム報道は
観ていない。けど以前、イスラエルとパレスチナ問題の
本を2~3冊読んだことがあるので割とすんなり物語に入りこめた。
さてさて、重いっすね…重いテーマです。
でも登場人物の死に方とか、ジュラシックパークっぽいというか
どことなくエンタメ性に富んでるというか…。
※ちょいネタバレ
特に女殺し屋が殺されるシーン、すっごいリアル。
「あれ?小さな穴が開くだけの銃で殺傷力なくね?」と思ったら
気道に開いた穴から水道のように血が流れ出して
ヒューヒュー空気が漏れる音がして死んでいくんだけど…うまいなあ。
スピルバーグってユダヤ系の人だからイスラエル側を正義っぽく
描くんだろうな、なんて思ってたんだけど違ったみたい。
復讐、さらに復讐、血で血を洗うこの負の連鎖は平和につながることは
ないんだ、そういう強いメッセージを感じた。
けどなんかこう、無理してるというか
アカデミー賞とか狙いに行ってる感が強いんだよね。
とはいえ、映像はさすがにうまい。
見始めて数分…「あれ?この映画すっごく古いのかな?」と錯覚するくらい
70年代っぽさが出てた。
ダニエル・クレイグが主人公の仲間役で出てるんだけど、私この方が
どうも苦手で……でもうまくアクの強さを抑えつつ?名演技してました。
終わり方はすっごく中途半端。
重厚な作品撮ってみたけど力尽きた??
まあ元が実話だとこうなるのは仕方ないのかな。
ゲーム(1997)
監督:デヴィッド・フィンチャー

あらすじ
実業家ニコラスは48歳の誕生日に、弟のコンラッドからCRS社主催の“ゲーム”の招待状をプレゼントされる。最初は馬鹿にしていたニコラスだが、「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」という謳い文句にひかれてゲームに参加することにする。やがて、ブリーフケースの鍵の紛失、スキャンダルの発覚、CRS社のオフィスの消滅と、奇妙な出来事がニコラスの周りで次々に起こり始める。
トラブルは次第に加速していき、遂には生命の危機にさらされることになる……。
デヴィッド・フィンチャー ですよ!!!!
勘違いしてたwwデヴィッド・リンチ??って思いながら映画観てた。
リンチさんは『ツイン・ピークス』っていうとんでもドラマの作者ですw
(昔WOWOWで観たカオスなドラマ)
デヴィッド・フィンチャー監督作品は過去に『ベンジャミン・バトン~数奇な人生』と
『パニック・ルーム』を観ました。
『ファイトクラブ』『セブン』も撮ってるみたい。
こちらは観てないんだなあ…。
『セブン』は先にネタバレ聞いちゃって、「うわ…それはきっついな」って
ビビってしまい、いまだに観れてない。
さてさて、マイケル・ダグラスがいい具合にうろたえてるこの『ゲーム』。
今の時代だとめっちゃ酷評されるんだけど、まさに90年代!!!!っていう
面白さが詰まってます。
真面目に考えて観ちゃだめw
「いや、ありえないでしょ、無理でしょ」っていう展開がありすぎてw
でも最初にこのCRS社で適正検査?みたいなもの受けるんだけど
多分5~6時間はやってるんじゃないか…?っていう描写だったから、
ここまで個人情報曝け出すと、そのデータからいくらでもその人の深部まで
探り出せる、、っていうのはあるかも、そこは怖い。
そうそう、弟役でショーン・ペンが出てるんだけど可愛いw
こんな若い頃もあったのね…(といっても30代半ば?)
私は既にかなりおっさんになったショーン・ペンしか観てないので新鮮だった~。
とにかく疑心暗鬼に陥るこの映画w
誰を信用していいのか、どこまでがゲームなのか、ハラハラドキドキの連続。
エンドロールが流れても「まさか…まだ大ドンデン返しが??」と疑っちゃうw
人間が生まれ変わるには一度死ななきゃだめなのね…
っていう当たり前のことが胸に沁みる。
細かいことはいいんだよ、映画ってこういうもんでしょ??と
声を大にして言いたいw
似たような映画ってあるかな?と考えたときぱっと
思いついたのが、トム・クルーズの『バニラスカイ』だった。
あの映画のキャメロン・ディアスの危ない演技はかなりイイ!!!!
ミスト(2007)
監督:フランク・ダラボン

あらすじ
ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。
軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。
設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。
バッドエンド映画としてかなり有名、前から観たい観たいと思ってて、
でもこう見えて(どう見えるんだ)私はホラーが苦手w怖いんだもん。
なのでネタバレとかとっくに読んでるからラストは知ってた。
これ知らないで観てたら落ち込むわ~~w
ひでえ、ひでえよおおお、って泣きたくなる。
未知の生物出現で人間が極限状態に陥り、やがて仲間割れを始める、
一番恐ろしいのは人間の方だ!!っていうありがちな話なんだけど、
他と違うな~と思うのはやっぱり「霧」の存在がデカイ!!!!
霧に包まれて、スーパー?だかコンビニに閉じ込められた状態で
人間共がワーワーギャアギャア言い合って、低予算だろうなこれw
なんかね、この霧っていうのが生きていく中での目隠し的要素って
感じで、皆見落としてるよね、目先のことばかりで視野狭いよねって
訴えかけてるようで不気味。
ただ、想像してたのと違うのは気持ち悪いエイリアンみたいな昆虫みたいな
奴等がはっきり姿見せるってとこかな、てっきり霧の中から何者かが
いきなり人を連れ去って、その姿は最後まで見せない…っていう話かと。
触手プレイ……??なんか違う、映像もチャチイから作り物感すごいw
でもそれが余計に気持ち悪いww
ジョーズとか今観ても怖いもんね。
これはもうラスト言っちゃうと台無しなので、あまり書けないけど
とりあえず後味悪いw
ちなみに、こういった極限状態の人間の醜さとか意味不明さとか
そういう不気味なの好み~って方にはこの作品もお勧め。
ディヴァイド(2011)
監督:グザヴィエ・ジャン

あらすじ
大規模な爆撃によって、ニューヨークが一瞬にして壊滅。
サラ(ローレン・ジャーマン)やミッキー(マイケル・ビーン)ら、
9人の男女は地下シェルターへと避難したことで爆撃にさらされずに済む。
しかし、徐々に備蓄していた食料と水は足りなくなり、
外に出ようにもガレキによって扉が閉ざされてしまうという事態に陥る。
やがて、それぞれが抑えていたエゴや本性をあらわにし、秩序が乱れていくように。
ついに彼らが限界を感じたとき、突如として扉がこじ開けられ、
防護服をまとった謎の武装集団がシェルター内になだれ込んでくる。
去年日記に感想書いたけど消えちゃったので改めて。
フランス人の監督さんで他に全然映画撮ってない?のかな。
あまり情報がない。
ホラーというか、シチュエーション・スリラー、地下室内で話が進むので舞台劇みたい。
とにかくエグイ、暗い、痛い、怖い。
R15指定です。
でも面白かったんだよなあ…レビューとか読むと評価はすっごく低いんだけど、
結構見応えありました。超不気味です、でもなんだろう、悲しいんだよな…。
途中おかしくなっていってモヒカンとか「おまえ等北斗の拳のモブキャラかよ」みたいな
恰好し出して、ある意味「アホなの…?」って感じなんだけど、
人間の心って脆いのね…ってすごく悲しい。
これもバッドエンドなんだけど私は全然後味悪くなかった。
むしろすごく好き。
途中途中かなりイラつくけどだいたいホラー系の映画の人間同士の
揉め事ってイラつくように出来てるよねw
『ミスト』の後味の悪さってきっと、「こいつはさんざんイラつかせたから
さぞかし酷い死に方するだろう」とこちらがわくわくしてるのに
無事だったりするのが大きな原因だと思う。
ディヴァイドはもう皆ヤケクソで皆ボロボロで酷い結末だから
なんか許せちゃうw
ついでにこちらの映画も。
何年前に観たのか忘れたけど結構印象に残ってるスリラー?
ハプニング(2008)
監督:M・ナイト・シャマラン

あらすじ
ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消えるという異常現象を皮切りに、
世界中の人々が突然死に至る病がまん延し始める。
人類滅亡の危機を前に世界はパニックに陥っていた。
その地球危機の中で主人公(マーク・ウォールバーグ)は家族を守るために安全な土地を目指し、
迫りくる何かに追い込まれながらも、希望を捨てずに原因究明と家族のために逃避行を続けるが……。
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン作品。
これは斬新でした、ある意味「こんな死に方するかよwww」って笑えるので
すっごく不気味なのに結構気楽に観れた。
一番怖いのは無関係のばーさんの登場シーンw
これは笑いながら「ぎゃあああ」って叫んでしまった記憶があるw
あらすじの
>世界中の人々が突然死に至る病
というのが「自殺」のことで、いきなり皆いろんな方法で自殺しちゃうんだけど、
そのきっかけが思いもよらぬことで、これを「リアル…」ととらえるか
「ありえないでしょw」と見るか。
私はどっちつかずで、「あるような無いような…」「怖いような怖くないような…」という
ふわふわした感情を抱いたまま映画は終わったw
直接的なグロシーンはなくて、(1つくらいあったかな?でもそんなでもない)
とにかく不気味~~~な空気がずっと漂う映画。
でもなぜかすっごく心に残ってる。
誘拐の掟(2014)
監督:スコット・フランク

あらすじ
ニューヨーク中が連続誘拐殺人事件におびえていた1999年、元刑事のマット(リーアム・ニーソン)のところにある依頼が舞い込む。それは妻を誘拐された夫からの、犯人を見つけ出してほしいというものだった。マットはこれまでの刑事人生で身に付けた全てのスキルを総動員して誘拐犯の捜索に挑むが、相手もなかなか尻尾を出さず……。
『96時間』のリーアム・ニーソンが元警官の中年探偵役マット。
なんかもうスティーブン・セガール化してない?w
無敵なおっさん……。
うーん、なんだろう可も不可もなく……。
ネタバレになっちゃうんだけど、
猟奇殺人鬼(若い女性ばかりを狙う)が身代金要求、っていうのが
いまいちピンとこない。
で、無作為に女性を狙ってるわけではなく麻薬のディーラーの妻、
っていうのもなんだか余計な設定。
猟奇殺人鬼の恐ろしさって物欲よりも、相手の顔が恐怖に歪んで苦しむ様を
観て楽しむという性的欲求で満たされる…ってところなのに。
それに、最初は人妻だったのに突然少女(15歳)にいくのも一貫性がない。
少女趣味なら少女ばかり狙った方がリアルだと思うし、その逆もしかり。
色々欲張りすぎたせいで、いまいちパっとしない話になっちゃった
感じだなあ…。
このマットが過去に犯した過ちによってアルコール断ちしてるんだけど、
これがまた取り返しがつかないこと過ぎて、「誰にでも過ちはあるさ」
みたいな気持ちになれない。
映画の中で唯一おもしろかったのはマットが犯人と電話で駆け引きする
場面。静かな口調で、でも徐々に自分が主導権を握るよう相手を誘導?
していく様子はなかなかの迫力だった。
リーアム・ニーソンだから、最後まで飽きることなく観たけど、
ストーリー自体は本当に何も目新しさもない、本当に平凡(むしろそれ以下?)の
映画でした。
