映画感想

コメントくれた方…ありがとうございます。

めっちゃ感動して5回は読み返してます。
仰る通り、ずっと辛かった面はあります。
自分でも今非公開にしてるブログとか読み直して改めて
「自分の絵をベジータに寄せてたことの苦悩」がありありと書かれてて。
ちょっと考えると今も辛い…。
蘇我入鹿の絵、身近にいる友人や家族以外に褒めてもらったのは初めてですw
長年の親友や親にもずっと言わなかった「死ぬまでに蘇我入鹿の漫画を描きたい」をカミングアウトしたことで
少し楽になったというかw
別に悪い事しようとしてるわけでもないんだけど、この歳になると夢がある、なんてなかなか人に言いづらい。

で、最近描いてて感じたのは、何故もっと早くそれをしなかったのか…がわかってきて。
勿論サイト立ち上げたときはとにかくベジに夢中で夢中で、楽しかった。
けどここ1、2年は「描きたいけど、自分絵を求め始めたら多分ベジータを描けなくなる」という不安がいつも心の隅にあったからなんだと…。
実際、今必死で漫画のキャラの顔とか考えて描いている中、たまには気晴らしにベジ描いてみようかな…と、肩の力抜いて描いてみても、全然うまく描けない。
欲しいものは2つ手に入らないってやつなんだろうな…と思ったりしてます。

だから、絵に関して苦しんでた気持ちをまさかドストレートに理解してもらえるなんて、と感激して
めちゃくちゃウルウルきました。ありがとう、励まされました。

なんだかんだと、今でも自分のらくがきフォルダ眺めてると、次々とベジブルの描きたいものが頭に浮かんできます。
私に絵力があったら、若い頃もっと鍛えておけば、と後悔ばかり。

 

さて、色々溜まってる感想文を書くにあたり…過去Blog確認していないので、
既にUPしたものと重複してる可能性もあるけどまぁいっか…ってことで。
ちょっと映画も本もすごい量消化してるので、その中でも感想書く気になったものだけ
紹介していこうと思います。
次回は本の感想と、残りの映画の感想を書けたらな~と思ってます。

映画感想

きっと、うまくいく

3 IDIOTS
2009 インド
STORY
行方不明だったランチョー(アーミル・カーン)が街に戻ってくると聞き、
ファルハーン(マドハヴァン)とラージュー(シャルマン・ジョシ)は母校に向かう。
10年前、三人は名門大学の学生だった。真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、
好きなことに打ち込んでいた。しかし、ランチョーと学長の娘・ピア(カリーナー・カプール)が接近したことから、
3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。

久々に超好きな映画と出会った。
一週間に2回観てしまった…。
最近めっきり映画を観る時間がなくなった高校生の息子も一緒に夢中で観たくらい良い映画。

ランチョー役のアーミル・カーンが若い頃のトム・ハンクスっぽくて、とても安心する風貌w
インド映画独特のダンスと音楽ってこれのことか!!!と笑ってしまったけど、感動と興奮と絶望が何度も押し寄せてきて、
170分の長丁場もなんのその、全く飽きがこない。
これは分析すればするほど巧な脚本にうなりそう…。
ちょっと下ネタもあるけど基本、家族で観られる映画だと思う。
映画を観てこんな清々しい気持ちになったのは何年ぶりだろう…こんなことってあったかな。
子どもの頃観たBTTF以来かもなw

ぜひぜひ、未鑑賞の方はpraimevideoで配信中なのでお見逃しなく!!!
周りにいる人を大切にしたくなる映画です。

プライベート・ライアン

SAVING PRIVATE RYAN
1998 アメリカ
STORY
1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが……。

有名すぎるほど有名な名作映画。
実は未鑑賞だったのだ…。
理由は、レビューに「グロイ」が多かったこと。
おまえ今更何ビビってんだよ、と思われそうだけど別にグロが何でも好きなわけではない。

しかし名作…やはりいつかは…と思い鑑賞。
別にグロくないじゃないか!
っていうか戦争映画でこのくらい描かないなら逆に嘘になるやん…。
まぁ年齢制限の関係で、なんでもかんでもリアルに描けばよいってもんでもないけどね。
それにしても素晴らしい戦争描写、リアル、見ごたえありまくり、ド迫力。
戦争が好きってわけじゃないんだけど、この「戦略を練る」とか「土壇場背水の陣で頭を使って状況を打破しようとする」
とか…その流れや人間の姿が好きなんだよね。
スピルバーグはそういうものの見せ方がうまいし、だから子どもから老人まで楽しめるような
エンタメ性抜群のファミリー映画も作れちゃうんだろうね。振り幅が広い!

ライアン二等兵を探しに探して…というストーリーなんだけど、俺達なんでこんなことを…っていう兵士たちの気持ちがめっちゃ伝わるし、で、やっと見つけたら……。
お恥ずかしい、誠に無知な自分、ライアンを演じたのがマット・デイモンだとは全く知らなかったので、
めっちゃびっくりしたww
でもそれが逆に良かった。知ってたら「ライアンがやっと!ついに!目の前に!」っていう感動だけでなく、
「ライアンがマットデイモン!!??」の感動まで味わうというラッキーなオマケはついてこなかったと思うのでw

しかし、理不尽だな…戦場においては何もかもが理不尽だわ。
冒頭からラストまでがっつり見ごたえのある名作、ガチの名作映画でした。

LION/ライオン ~25年目のただいま~

2017 オーストラリア
STORY
インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、
そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、
その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、
それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、
Google Earth を駆使して捜索すると……。

実話を元にした映画で、エンディングではご本人たちの姿が流れる。

中盤までは本当に素晴らしかった、いや、ラストも泣いたけど、やや端折り過ぎてて、
ちょっと簡単に親を見つけすぎでは…?って思っちゃったんだよね。
まぁ、25年も経てば本人も大人になってるし時代はインターネットやら何やらで便利になってて、
探すのもそれほど無理なことではないんだろうけど。
ただ、逆に言えばその「あっさり感」が、子ども時代にかなわなかった苦しさと対比してて、
いかに無力だったのかがよく表現されてるとも言えるのかな。

そして、インド人子役がすごい。
そもそもも顔立ちから、目力だけで演技が成り立つっていうのもあるんだろうけど、
子役だけの演技でずーーーーっと観ていられる説得力。

親を失ったり、何らかの事情で施設に引き取られ暮らす子供たちの辛い日々は観ていてしんどいが。
養子としてもらってくれた夫婦の優しいこと優しいこと…。
ニコール・キッドマンを久々に観た。
ちょっと切なくて悲しいけど、人にお勧めしたくなる映画かな。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD
2019 アメリカ
STORY
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。

解説に「1969年のロサンゼルスを舞台にハリウッド黄金時代をタランティーノ監督の視点で描く」とあるが、

まさにタラ監督が「俺が子ども時代憧れたハリウッドを映画にしたぜヒャッホー!!!」という歓喜の雄たけびが聴こえてきそうな映画w
もう2人が並ぶだけでめっちゃ絵になるよね、華やか、お祭りだぜイエーイ!ってテンションになる。
なかなか観る機会逃したまま…公開からずいぶん経ってしまったんだけど(友達と行きたいねって話はしてた)

最近twitter映画(兼読書アカ)で仲良くしてる映画オタさんがどの時代の映画もめっちゃ詳しくて、
これ絶対観てね、観たら感想教えて!!!と興奮してたのでようやく私も観たのだが…。
60年代ハリウッドに興味がないため散りばめられた小ネタの数々はよくわからなかったw

けど、現代社会においてテレビからネットへ、YouTubeからTikTokへ…とか世間の興味関心娯楽の
取り入れ方が変わってきてる事と、本作での「西部劇からテレビドラマへ…」みたいな、なんとなく
理解できる部分はあって、俳優が自分が生きる場所、生き残る場所はどこなのか、
じわじわと不安を感じてるってことはディカプリオのナイスな演技から伝わってきた。
で、かなり寝落ちしながら観てたのではっきりとは覚えてないことだらけなんだけど、
ブラピのキャラが面白くて、レオ様との共演はファンにとっては念願なので、
2人のやりとりを観てるだけでも楽しい映画になってると思う。
(寝落ちしたのはあくまで私の体調の問題だw)

しかし、なんといってもこの映画が素晴らしいのはラストのやりすぎた暴力場面。
最高だったよ、さすがタランティーノ監督w
もうね、楽しすぎたし、その場面の意味を知っていれば結構な感動すら覚える。
後になって気づいたけど映画ポスターに「ラスト13分タランティーノがハリウッドの闇に奇跡を起こす」って書いてあるのねw
マジで奇跡を起こしたわ、これ日本人よりアメリカ人の方が比べ物にならないくらいの奇跡を感じるだろうね。

ちょっとネタバレになるので注意。

皆さんはシャロン・テート事件を知ってるだろうか。
それさえ知っていればタラ監督が伝えたかったうや、彼の映画愛、彼の願い、
色んなものが詰まった暴力シーンだということがありありと伝わるので、
本作をこれから観る人にはとりあえずこの有名で凄惨な事件をググっていただきたい。

ちなみに私は過去の事件には興味があるので昔何かで調べて知ってたんだよね。
っていうか日本人でもかなりの人が知ってるんじゃないかな。

一応LINKを。
シャロンテート事件

まさに「サンキュー!タランティーノ」ですわ。ほんと、粋なことするなぁこの人は。
あと、あれだけの痛々しい暴力場面がめっちゃ笑えるっていうのも彼のセンスだよねw
ドタバタコメディだ強すぎるwまぁ本人もそのつもりで作ってる場面でもあるだろうけど。
とにかくシャロンテートへの愛を感じたな。

岳 -ガク-

2011 日本
STORY
世界の巨峰を登り歩き山をこよなく愛する島崎三歩(小栗旬)は、
山岳救助ボランティアとして登山者の命を守ってきた。
春、長野県警山岳救助隊に配属された椎名久美(長澤まさみ)は
三歩の指導のもと成長していくが、実際の現場では遭難者を救うことができず自信を失っていた。
そんなある日、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生し、久美は仲間と共に救助に向かうが……。

金掛けてるんだろうなぁ…冒頭は良かった。
白い雪が積もる山、一人救出活動する三歩、映画館で観たかった場面。

だけどなぁ…もう長澤まさみが出て来てからの展開が酷い。
邦画はタレント俳優ありきで作ることが多すぎる。
ここまで金掛けて壮大なスケールにしようと意気込みがあるのに安っぽい話になっちゃのはなんでだよ…、
と思ったら人気コミックが原作なんだね。
結局漫画アニメ頼りなのかとゲンナリする。
原作ファンはこれで嬉しいのかもしれないが、単純に映画として観たい者としては
物足りない、なんか勿体ない。
長澤演じる椎名久美、これ原作でもいるのかな?
なんかね、命令違反+女+新人+情熱、ってのが邪魔でしょうがない。
あと小栗旬がなぁ…。
原作でもこんなキャラなの??なんか演技と顔が合ってなかった。
景色は良かったけし、山の描写とか救助のあれこれは良かったけどね。
渡部篤郎目当てで観たんだが、ヘリを運転するだけだったし、なんか西部警察の渡哲也みたいで
笑ってしまったww

グッド・ネイバー

THE GOOD NEIGHBOR
2016 アメリカ
STORY
ショーンと友人のイーサンは、近所のひとり暮らしの老人宅に忍び込んで隠しカメラを設置し、
ドッキリを仕掛けることに。ドアを急に開閉したり突然音楽を流したりして老人の反応を楽しもうとするが、
老人は驚く様子を見せないばかりか、不可解な行動を取りはじめる。
老人が頻繁に地下室に出入りしていることを不審に思ったショーンたちは、
そこに老人の妻の死の真相が隠されているのではないかと疑うが……。

「ゴッドファーザー」でソニーを演じたジェームズ・カーンがお爺ちゃん役。

未成年犯罪の刑罰の軽さと罪の重さが比例しないことが問題視される昨今、なかなか巧みな騙し手法だと思った。
先入観でこの老人を不気味な人間と思い込んでいた自分に対して大いに反省したよ。
それも含め、考えさせられる作品。
しかし、いかんせんキャッチコピーが悪すぎる。
映画ポスターなどには「このジジイやばすぎる」とか煽り文句が。
それによって、この映画に期待していたものと実際は全然違った、と怒ってる人もいる始末。
煽ればいいってもんじゃないだろ、騙し方も頭使って工夫しろって思うね。

ちょいとネタバレ

ラスト、あの鐘のおかげで彼はある意味今までの怪現象が「やはり愛しい妻に呼ばれていたからだ」と確信を持ち、穏やかに逝ったのかも…と思う。
勿論それらは全て悪ガキの悪戯なわけだが…。

ドアの故障も突然鳴る音楽も、彼にしかわからない妻からのメッセージでは?いや、
そんなはずは…と頭の中をぐるぐる……そんなお爺さんの心中やいかに、それは二度目の鑑賞でゆっくり想像できるのかもしれない。

鑑賞してる我々にとってそんなお爺さんの戸惑いは、最後までわからない、とてもよくできた脚本と演出。
合間に挟み込まれる過去の回想場面、全てがお爺さんの暗い過去だと思っていたが、
彼の中では全てが亡き妻への思いに繋がっていた。とても胸が痛く、苦しく、切ない。

ガキの罪が軽い、胸糞だつまらんという意見があるけど、
実はこのまま一人後悔の念を抱きつつ、自らに罰を課すように、
静かに一人寿命尽きるのを待つ老人にとって不幸な死ではなかったのかも…。

勿論、それは老人のみぞ知る、なので多くの視聴者はとんでもない悪質な行為で老人を傷つけ、
そのくせ軽微な刑罰で済んで納得いかないというモヤモヤだけが残る映画と感じるだろう。

最後の主犯少年のふてぶてしい笑顔?は、自分が有名人になれた喜びなのか、はたまた…。
色々考えさせられる、そして老人と妻の愛に涙が出る、素晴らしい映画だと、私は思う。

「秘めた深い愛と後悔」私が作るなら、これがキャッチコピーだな。(ただし壮大なネタバレになるので絶対ボツw)

スプライス

SPLICE
2011 カナダ/フランス
STORY
科学者のクライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は倫理に反し、
人間と動物のDNAを配合する実験を開始する。実験は成功し、これまで誰も目にしたことのない新生命体がこの世に生まれ落ちる
。二人はその新しい生命体にドレンという名前を付け、誰にも知られないように育てることにするのだが……。

有名ではないが、これ結構な問題作だと思う。
解説文に
「今まで見たことのない新種のクリーチャーの造形と、生命体創造という深いテーマを追求した物語」
とあるが、まさにその通りで「んな大袈裟な…」とは全く思わない、エグイ。

この新種の生命体の創造主であるクライヴとエルサが夫婦だったってことが一番厄介で、
ネタバレしたくないので多くは語れないが、これは新種生命体でなく赤ん坊だとか障がい児だとか、
色んなパターンにあてはまる、非常に恐ろしい話。
制作にカナダが絡む映画結構こういう怖さをサラっと出してくるんだよな…。
男が観ても女が観ても、ゾッとする、自分の中に隠れている「表に出してはいけない何らかの感情」が
渦巻いてる気がしてきて怖くなる、そんな映画だったな。
あと生命体の造形がなかなか斬新ですごい。
ラストはなんだか悪魔vs人間みたいな、ちょっと最初の方と雰囲気変わってしまった気がする。
なかなか面白い映画でした。

後で知ったけど、『CUBE』の監督なんだねこれ…まだ観たことないんだよなぁ…観ててめっちゃ痛そうだからw

スターシップ9

ORBITA 9/ORBITER 9
2017 スペイン/コロンビア
STORY
近未来、地球は公害汚染によって人間が住めなくなりつつあった。エレナは、
地球の代わりになる移住先を探す恒星間飛行の旅に出たものの、
宇宙船が故障し救援信号を送る。その呼びかけに応じたエンジニアの青年アレックスが救援に駆け付け、
互いに好意を抱いた二人は一目で恋に落ちる。しかし、二人の出会いには人類の運命を左右する秘密が隠されており……。

まず、SFは映画にしろ小説にしろ、きちんとした科学的根拠に基づいた設定がないと説得力がなくなってしまうのだが、
それがありえない設定であっても、あり得るように見せる事でなんとかなることも多いし、
ほとんどのSF映画がうまい「誤魔化し方」でそこを乗り越えてるわけだけど、本作はそこが足りなかったんじゃないかな~。

でも、一方でこの作品はラブロマンスでありサスペンスであり、人間という存在とクローンの尊厳を問うものだ!
と言われたらまぁそれはそれでそこそこ納得するレベルの出来にはなってるようにも思う。

おそらくかなり低予算で撮られた映画だと思うので、それを考慮して観るとまぁそこまで悪くはないだろう…。

終わりよければ全てよし、と言ったものでなかなか感動的なラストに仕上げてはいるけど、そこに至るまでの過程が軽すぎるのでそこまで心には響かない。

そもそも、クローンを開発して利用する際にどんな議論が交わされたのか、まったく見えてこない。
こんないい加減な責任者たちが揃っていてよくも巨大プロジェクトを進行できたものだな…と呆れる。

世界様々な国の映画を観てきたけど、やっぱりハリウッド映画は予算もあるのだろうが、作り込みがすごいと思った。
ハリウッドがリメイクしたらすごい作品になりそう。
まぁ、今のままだとそれはそれでコアな人たちが深読みで高評価してくれるんだろうけど。

サイコ

PSYCHO
1960 アメリカ
STORY
会社の金を横領した女が立ち寄ったベイツ・モーテル。
そこには管理人の青年ノーマンと離れの一軒屋に住む年老いた“母”がいた……。
伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、
その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生んだ。
原作はロバート・ブロック。

いやいやいや、ヒッチコック監督の名作とは聞いていたがこれは面白い、すげぇ…!
ずっとドキドキして観ていられる。
ラスト怖すぎるじゃないか……ネタバレなしで観てよかったー!!!
スリラーのお手本のような映画だわ。
どう語ればいいのかわからんくらいにお見事!!

しかし、浴室で刺される有名なシーン。
全然血が飛び散ることもなく、今の映画ならドバドバ血流すよね、なんか新鮮だったw

スイス・アーミー・マン

SWISS ARMY MAN
2017 スウェーデン/アメリカ
STORY
無人島で遭難してしまったハンク(ポール・ダノ)は生きる気力を失い、悲嘆のあまり自殺しようとする。
ちょうどそのとき、海岸に流れ着いた男性の死体(ダニエル・ラドクリフ)が目に飛び込んでくる。
その死体からはガスが出ており、浮力があった。ハンクが飛び乗ると、死体は水上バイクのように動き始め……。

ダニエル・ラドクリフは一体何を考えてこんな映画に出たのかw
死者に対する扱い、という点では特に、多くの日本人には受け入れ難い映画かも。

が、しかしそんな真剣に考えるのも時間の無駄と思えるくらいわけわからん映画なので、
「ああ、世の中こんな映画を作る人間がいるんだな」というどうでもいい
知識の一つとして記憶の片隅に置いておけばいい……いや、置く必要もないw
さっさと記憶から抹消して良いだろう。

私としては、死体をどう扱おうが所詮フィクションだからいい。
問題は、つまらないこと、これに尽きる。
97分と言えば今ではもう短い映画に入るだろう、近年無駄に長尺の映画が増えすぎてるし。
そのたった97分が非常につまらない。
ラストの方だけほんのり面白いんだけど、中間がどうにかならんかったのか。
謎の感動があると言えばある、伝えたいメッセージもなんとなくわかる。
前衛的映画だ!と拍手できるほど、良い意味での衝撃はなかったかな~。
どうもコントのようでコントでない、感動が難しい映画だったw
ただ、ここまで体を張ったダニエル・ラドクリフに、何かいいことが起きないかなと。
そう願いたくなる映画です。

ヘッドハンター

HODEJEGERNE/HEADHUNTERS
2012 ノルウェー/ドイツ
STORY
低身長のさえない風ぼうながら、優秀な人材を引き抜く敏腕ヘッドハンターとして名をはせ、
誰もがうらやむような美女と暮らしているロジャー(アクセル・ヘニー)。
しかし、彼女との豪勢な暮らしを続けるために、美術品を盗んでは生活資金へと変えていた。
そんな折り、ロジャーは電子機器の分野で成功を収めた元エリート軍人のクラス(ニコライ・コスター=ワルドー)と知り合う。
その高価な絵画コレクションの存在をつかんだ彼は、最後の大仕事としてクラスの屋敷に忍び込んでいく。
だが、そこで人生最大最悪のトラブルに遭遇し……。

地味ながら以外に頭を使うサスペンス映画。
冴えない主人公の拭えぬコンプレックスは多くの男性を刺激するのではないか…。
この映画、全てが完璧な妻の使い方が結構意外だった。
中盤までだいぶ退屈な展開が続くけど、派手ならいいってもんでもないので、
これはこれでありかもしれないw
多分、結構退屈だな~なんて思って観てると「あれ?先が読めないぞ」と
ジワジワハマり込んでいくタイプの映画、星4つまでいかないが4に近い3といったところか。
ハリウッドでリメイクしたとかするとか、小耳に挟んだ。
このままでいいのになぁ…。

マグニフィセント・セブン

THE MAGNIFICENT SEVEN
2016 アメリカ
STORY
悪漢バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)によって牛耳られ、
絶望を感じながら生きているローズ・クリークの町の人々。
住民の一人であるエマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は、賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)、
ギャンブラーのジョシュ(クリス・プラット)、流れ者、拳銃の達人といった7人の男を雇って、
バーソロミューの手から町を救い出すように頼む。
金のためと割り切って戦いに身を投じるサムやジョシュだったが……。

黒澤明の『七人の侍』と、それをリメイクした『荒野の七人』を原案にした西部劇だそうだ。
私は『荒野の七人』どころか世界でも評価の高い『七人の侍』自体観たことがないので、
それが幸いし、非常にフラットな気持ちで鑑賞できた。

若い頃から「なんかこの2人少し似てる」と思ってたイ・ビョンホンとイーサン・ホークが
コンビのような関係で活躍してたのがツボだったなw
クリス・プラットは出てるだけで安心する。
愛しのデンゼルはまぁ、可もなく不可もなくいつものデンゼルだったw

ちょうど同時期に『ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー』という西部劇を観たので、
そっちのイーサン・ホークとかぶってしまったな…(ちなみにそちらはつまらない映画だった)

そもそも銃撃戦がめっちゃ好きなので、とりあえず夢中で観たよ(銃撃戦のところだけは)
他は……まぁ古い作品のリメイク+西部劇、なので当然水戸黄門的なベタさがあり、
特に気を張らず観れたって感じかな。
好きな俳優さんばかりだったのでかなり楽しかった。
ただなぁ…元ネタを知らないからなんとも言えないけど、ラストのデンゼルがいいとこ取りしてる感じ、あれ嫌だなw

FOUND ファウンド

2017 カナダ(制作2012)
STORY
学校でいじめられているマーティは、家族の秘密を見るのが何よりの楽しみだった。
母親はベッドの下に手紙、父親は車庫の奥にヌード雑誌、
そして兄はクローゼットに人間の生首を隠していた。
時々変わる生首をこっそり取り出して眺めるのを日課にしていたマーティは、ある夜同級生の首を発見し……。

一度目に観た時は「低予算スプラッターだなぁ」という印象しかなかったが、じっくり観ると
ヒューマンドラマのような…度を越しているかいないかの違いであって、どの家庭にもある
家族の亀裂だとか、それぞれが秘密を抱えている不気味さとか…なんか色々感じるものがある。

ただ、公開時の宣伝文句にある「史上最も美しいスプラッターホラー」は、
んなわけあるか!!と思わせるだけで映画の足をひっぱってるし、
「イットフォローズを越えた」に関しては無知な私はあの「グッドフェローズ」と
勘違いしてしまい、一体デニーロのマフィア映画とこのスプラッター映画の
どこに競う要素が……と悩む無駄な時間を消費してしまったw(私が悪い)

『イット・フォローズ』っていうホラー映画があるのね…。

解説に
無名のスタッフとキャストに加え、およそ8,000ドルという低予算の製作費ながら絶賛され、世界各地の映画祭で話題をさらった。

とあるが…やはりそれは過大評価では?と思ってしまう。
決してつまらなくはないんだけどね。

サベージ・キラー

SAVAGED
2013 アメリカ
STORY
結婚式を目前に、自動車に乗ってニューメキシコの砂漠を一人で旅していたゾーイ(アマンダ・エイドリアン)。
その途中で彼女は、ギャングたちが少年をなぶり殺しにしようとする現場に出くわしてしまう。
少年を助けようとするゾーイだったが、ギャングに連れ去られて、激しい暴行を受けた果てに生き埋めにされてしまう。
夜が明け、ひん死の状態であった彼女は奇跡的に命を取り留める。
激しい復讐(ふくしゅう)心に駆られた彼女は、ギャングたちを一人ずつ血祭りに上げていくが……。

典型的なB級スプラッターホラー、と思って観ると意外に切なかった。
なんだろう、キョンシー映画のような、そんな懐かしさというか…。
本当に酷い目に遭って殺される主人公、もう悲惨すぎる。
で、この復讐が単なるオカルトなわけだが、どこからが彼女の意志でどこからが悪霊?のせいなのか線引きが難しいところが私はツボだったな。

心優しいこのヒロインが真に求めることは、婚約者の元へ、昔と変わらぬ綺麗な姿で戻ることだと思うんだよ…。
決して復讐に燃える自分を求めてるわけじゃない。
でももう戻れない、その悲しさを感じたのは私だけだろうか…。
確かに糞映画と言われても仕方ない出来なんだけど、私はアクロバティックに復讐していく様子はなかなか面白く、
アクション映画っぽい要素もあり、最後までしょうもない、生きてる価値が一つも見当たらないクズが
必死に抵抗していたのも胸糞悪くて見ごたえがあった。
えぐり出されたハラワタで綱引きみたいなことしたのはかなり斬新ww

拷問男


DADDY’S LITTLE GIRL
2012 オーストラリア

Yahoo映画サイトでもあらすじを紹介していないの簡単に説明すると…
でシングルファーザーのデレクが幼い一人娘を殺され犯人に復讐する至ってシンプルな映画。

デレクは警察より先に犯人を見つけ出し、自宅の地下室に監禁、あらゆる拷問を行うのだが、
もはや目的が復讐よりも「いかにして死なない程度に長時間苦痛を与えられるか」
になってしまってるような…。いや、気持ちはわかる、娘を殺されたんだから、私も同じ気持ちになるだろう。
でも、本当に人間ここまで変わってしまうのか?という疑問。
私は、人が人を痛めつけるには下調べや知識、度胸だけでは補いきれない「才能」も必要なのでは…と
思ってしまう。
とにかく拷問系(なんだそれ)が苦手な人は観ない方がいい映画ってことには違いない。
私は理不尽に殺されたりする映画は苦手なんだけど、拷問される側が悪い事してる場合、あまり何も感じないんだよね。
そんな感性を持つ自分もあまり良い人間ではないな~
ちなみに、オーストラリアって結構ホラー系?スプラッター系で良作が多いイメージあるな。
北欧映画がそうなのかな。

イルマーレ

THE LAKE HOUSE
2006 アメリカ
STORY
2006年、シカゴの病院で働くことになった女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)は
湖岸に立つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことに
郵便受けに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取るものの、
それは2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーヴス)からの手紙だった。

韓国映画をハリウッドでリメイクしたそうな。
『スピード』世代としてはサンドラ・ブロックとキアヌ・リーブスのラブストーリーって
だけで歓喜ですわ…。
なかなか頭を使う複雑な映画で、これまためっちゃ好み。
一歩間違えるととんでもない安っぽいファンタジーになりそうなんだけど非常にリアルで、
現実に起こりそうな雰囲気がたまらない。
これは恋人同士が映画館で観るのにもってこいの作品だな。

エンド・オブ・ウォッチ

END OF WATCH
2013 アメリカ
STORY
ロサンゼルスの重犯罪多発地区サウス・セントラルを担当する白人巡査テイラー(ジェイク・ギレンホール)と
メキシコ系巡査ザヴァラ(マイケル・ペーニャ)は、固い絆で結ばれた警官コンビ。
パトロール中に通報を受けて向かった家で、図らずもメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまう。
組織の怒りを買った二人は命を狙われてしまい……。

手持ちカメラ撮影を多用した、臨場感ある映画。
かなり好き嫌い分かれるだろうな…。
私はめちゃくちゃ好き。
警察24時、的な感じで、日本のその手の番組はまったく興味ないんだけど
ロサンゼルスだからね、もう日常がドラマだよね(多分)
ジェイク・ギレンホールはいわずもがな、マイケル・ペーニャも味がある役者さんなので
それだけでも楽しめた。
まぁ人に自信を持ってお勧めできるような映画ではなく、私的には一人で楽しむのにもってこいかな…。

プリズナーズ

PRISONERS
2013 アメリカ
STORY
家族と過ごす感謝祭の日、平穏な田舎町で幼い少女が失踪する。
手掛かりは微々たるもので、警察(ジェイク・ギレンホール)らの捜査は難航。
父親(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された容疑者(ポール・ダノ)の証言に犯人であると確信し、
自らがわが子を救出するためにある策を考えつくが……。

ここ一年以内に観た映画の中でもかなり良かった映画。
ヒュー・ジャックマンが演じるケラーが凄いんですわ……、もうね、この映画で彼を嫌いになる人も増えそうなw
私はもともと好きな俳優さんじゃないんだけど、もうこれでさらに…だw

犯人逮捕に情熱があるのかないのか、ロキ刑事。
微妙な表情でやる気なさげな顔しててもなんだか絵になってしまうのはジェイク・ギレンホールだからこそ!
なんだかんだと彼がいなかったら事件は解決しないしね。でも刑事って基本2人行動だよね、どの映画観てても。
まぁ単独行動に出ちゃう刑事はどの映画にもありがちだけど。

ホント、釘付けになる凄い映画だったんだけど、心臓が弱い人は観ない方がいいのよね…。
ちょっとだけネタバレすると、暴力が凄い。
殴られた人の顔がね…。
ホラー映画とかスプラッターではなく、こういうリアルでシリアスな映画数々観てきたけど、
今迄観た中で一番酷いと思うわ。
人間てここまで殴られても生きていられるのか…と。
むしろ死んだ方がどれだけ楽だろう…かなりキツイ。
ありきたりな言葉だけど「正義って何だろう」と思ってしまう。
娘を見つけ出したい父親ケラーが、容疑者と思しき人を拉致監禁してなんとか
吐かせようとするんだけど、それが知的障がい者なわけだ…。
もうすごい凄惨な暴行。
で、それにも負けずラストもかなり意外。
誰が被害者で誰が加害者か、もうわけわからなくなる見事な脚本。
人にお勧めできないけど、凄惨な場面がOKな人にはぜひ観て欲しい。

ミッドサマー

MIDSOMMAR
2020 アメリカ
STORY
思いがけない事故で家族を亡くした大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は、
人里離れた土地で90年に1度行われる祝祭に参加するため、恋人や友人ら5人でスウェーデンに行く。
太陽が沈まない村では色とりどりの花が咲き誇り、明るく歌い踊る村人たちはとても親切でまるで楽園のように見えた。

ずいぶん話題になっていたけど、ちょこっと出てくるグロ場面、
それがなければそこまで話題にもならなかった映画なんじゃないかなぁ…。
私は何度も寝落ちしてしまった…。
ま、物や情報で溢れた現代社会へのアンチテーゼでもあるんだろうけど、
幸福とは何か…とかね、なんか今更感が。
ただ、色彩センスというか映像センスがイイとは思ったし、
脚本と監督を兼任してるところも評価されるべきところかな~と。

邦画なんかは特にそうだけど、人気の出た原作ありきで映画を作ることが多いので。
1986年生まれの、映画界ではまだ若手に入るであろう若き監督アリ・アスター、彼には期待したくなる。

彼の長編監督作では本作以外に『ヘレディタリー/継承』があって、これはなかなか面白いホラーだった。
やっぱりカルト系が好きなんだなこの監督w

ジャーヘッド

JARHEAD
2006年 アメリカ
STORY
1989年、18歳のスウォフ(ジェイク・ギレンホール)は海兵隊員の父親と同じ道を進むべく、
自分も海兵隊に志願する。狙撃手として湾岸戦争下のイラクに派遣されるが、実践ではなく演習と待機の日々が待っていた……。

解説: N.Y.タイムズが戦争文学の最高峰と絶賛した海兵隊員のベストセラー回顧録を
『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞を総ナメにしたサム・メンデス監督が映像化した戦争ドラマ。

またもジェイク・ギレンホールw
18歳の役やってたけど2006年公開当時何歳だこの人…。

海兵隊員の回顧録を映画化、ってことで普通の戦争映画とはまったく違う、
日常を淡々と描いてる系。
「戦うべくして派遣された兵士たちが戦わない状況」をリアルに見せてくれる、なかなか面白い。
特に過激な場面があるわけでもなく、面白い!!って感じるわけでもないw
ただ、世界に真に平和が訪れたと仮定してみた場合、これら兵士の存在ってのは爆弾になり得るよなぁ…と。
真の平和って、全世界が核を捨て、軍隊をなくしたときなのかな。
でも、日常に潜む悪意や攻撃って何も軍隊だけじゃないしな…。
とか色々モヤモヤ考えさせれる映画ではあった。

サイド・エフェクト

SIDE EFFECTS
2013 アメリカ
STORY
金融マンであった夫マーティン(チャニング・テイタム)が違法株取引で逮捕されたのを機に、
以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリー(ルーニー・マーラ)は、
交通事故や自殺未遂を引き起こすように。
診察にあたる精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、かつて彼女を診ていたシーバート博士(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)に相談。
エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。
症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き……。

さすがアメリカですな……。
鬱病が大きな社会問題となった矢先にこんな映画を作るとは。
てっきりもっと最近の映画かと思った。
セクシー界の女王キャサリン・ゼタ・ジョーンズがこんな役を演じるとは…!
イイ感じに頭髪が…薄くなってきたジュード・ロウはなんだかハマり役だ。

この映画は男性が観たら心底ゾッとするだろうな。
製薬会社と藥のあれこれも絡んでくるので結構な社会派サスペンスになってる。
途中胸糞展開多めでイラつくけど、ラストまで観ると結構スッキリすると思うw

素晴らしきかな、人生

COLLATERAL BEAUTY
2016 アメリカ
STORY
広告代理店の代表として成功してきたハワード(ウィル・スミス)だったが、
愛する人を失ったのを機に仕事も私生活もままならなくなってしまう。
やがて会社の業績も悪化し、社員たち(ケイト・ウィンスレット、エドワード・ノートン、マイケル・ペーニャ)も気が気ではない。
そんな中、ハワードは舞台俳優たち(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン)との出会いによって、少しずつ変化していき……。

あれ?このタイトルどこかで聞いたような…何か有名な作品があったような…。
と思ったら、古い名作映画だった。『素晴らしき哉、人生!』

おいおい、そんな名作映画と名高いタイトルと同じにしなくても…、と
思ったけどよく考えたらあくまで邦題が『素晴らしきかな、人生』なのであって、
日本以外では『COLLATERAL BEAUTY』なのよね。
直訳したら素晴らしきかな、人生にはならんのだから、これは日本の配給会社が悪いわw

なんか、良いのか悪いのかわからん映画だった。
色んなアイデアを詰め込み過ぎて、それがややこしくしてる…。

同僚が劇団員を使って画策するあたり、そのアイデアを使いたいがために、ウィル演じる会社代表が
悲壮感漂わせながら会社に来て社員に迷惑をかけまくる、という描写を入れてるんだよね。
娘を失った父の辛さはわかるとしても、多くの視聴者は、わざわざ会社に来て皆が見えるところでわかわからん行動をとって、
周囲に迷惑を振り撒く、これに共感できる人は少ないと思う…。
その時点でこの映画はちょっと失敗してるんじゃないかなぁ…。

元妻とのあれこれも、アイデアとしては素晴らしいかもしれないけど、見せ方がな…。
あれこれ色んなところで「もっと他にやり方あったんじゃないか」と思わせる、
非常に勿体ない映画だった。
すごく悪くない、感動もする、だからこそその粗が目立つんだろう。
あと、シンプルにキーラ・ナイトレイが演じる必要あったの?と思ってしまった。
なんだか合ってない。

マスター・アンド・コマンダー

MASTER AND COMMANDER: THE FAR SIDE OF THE WORLD
2003 アメリカ
STORY
ジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)率いるサプライズ号の使命は、
ナポレオン率いるフランス軍のアケロン号を捕らえることだった。
船内はいつ現れるかわからない敵に、異様な緊張感が漂っていた。

これは面白かったなぁ…ほんと迫力あった。
銃撃戦が好きというのもあり、多分戦争、戦闘が好きなんだろうな私は。
そういう映画には必ず「戦略を練る」描写があって、そこもまたいいんだよね。
「どう挽回するの?一体この後どうするの?」というハラハラ感。
ストーリーも無駄がなくすっきりししていたし、何より戦闘シーンが素晴らしい。
変なひねりもないので安心して観られる映画だ。

映画館で観たかった…。

お返事,日記,映画感想