映画感想&アカデミー賞の話
なんだか漫画描く気がまったく起きない…ので当分映画鑑賞
SABOTAGE(2014) R15+
サボタージュ
監督:デヴィッド・エアー

あらすじ
麻薬取締局DEAの中でも最も強いとされる特殊部隊のリーダーを務め、ブリーチャー(破壊屋)の異名を持つジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)。彼とそのチームは麻薬カルテルのアジトを急襲し、巧みなチームワークと見事な戦術でミッションを成功させる。だが、組織が隠し持っていた1,000万ドルもの大金が突如として消え、それと同時に隊員たちが何者かによって一人、また一人と殺害されていく。報復や隊員の犯行などが疑われる中、ジョンは女性刑事と一緒に事件の真相を追い掛けていく。
うーん、なんだろう、全体的に惜しい!!と思わせるこの感じ…と気になって後から調べたら、この映画撮ったの『STREET KINGS(フェイク シティ ある男のルール)』の監督だった…。
あっちはキアヌ・リーブスに陰のある刑事を演じさせて割と成功した?映画だったんだけど、シュワちゃんはやっぱ難しかったか~。
…っておい!!『トレーニング・デイ』もこの人じゃないか、一体なんなのこの監督w
キアヌ・リーブス、デンゼル・ワシントン、シュワちゃん(何故かちゃん付け)、正義のヒーローを悪者にしてなんかダークな雰囲気出したいだけかよ…。
あの映画はデンゼル・ワシントンを悪徳刑事にして結構自分的には「なんじゃこれ」って感想だったんだけど(イーサン・ホークは役に合ってたw)、確かあれでデンゼルはアカデミーで受賞してなかったっけ…。どう見ても悪徳には見えなくて無理あるんだよなあ…。
話戻って、この映画でいいなと思えたのは、ミレイユ・イーノスのキチガイ感とオリヴィア・ウィリアムズ扮する女刑事がかっこよかったところ。
そして、カーチェイス中に通行人とか普通にグチャグチャに潰されてしまうというすごく現実的なところかな…。
R15+だからこそ、なんだろうけど、普通のアクション映画なら見事に死人出ないもんね。
ネタバレなんだけど、ジョン(シュワちゃん)の仲間の殺され方が…つい最近羊たちの沈黙観たもんだから、なんだよおいwって。
なぜ天井に張り付けにした上、内臓をびよ~~んって垂らすの?意味あんの?マフィアの仕業に見せるため?にしてもなんか古臭いんだよなあ…。
とにかく、アクションなのかミステリーなのかスリラーなのか、シュワちゃんをどう見せたいのか、どう見てほしいのか、焦点が絞りきれていない演出だらけでオチに関しても意外性がなく、ここまでの酷い犠牲が出る必然性を感じないため、モヤモヤしちゃう…そんな映画。
ジョンがマフィアに妻を殺されて、首が届けられる(描写はない)、でも殺される描写は出てくるし、拷問もある、他にも仲間の男が生きたまま首を切断される場面がチラっと出てくる……んだけど、その過激さ、残虐な描写とシュワちゃんが持っているオーラ「いつも通りの」雰囲気と、まったく合ってない、温度差を感じた。
他の俳優さんならどうだろう…、とか色々考えてみたけど、やっぱりオチの部分が弱いと思う。
ラスト、妻殺しの復讐をとげたジョンは、もはやジョンではなく、ただのシュワちゃんだったw
150ミリグラム ある女医の告発(2016)
監督:エマニュエル・ベルコ
仏映画

劇場未公開のフランス映画。
30年以上フランスで食欲抑制剤(抗肥満剤)として服用されてきた「メディアトール」の薬害を訴えた片田舎の呼吸器科女医の奮闘を描いた実録映画です。
バイオリニストの高島ちさこさん?のような、感情むきだしで知性溢れる中年の女医役、シセ・バベット・クヌッセンの魅力がまあすごい…。
実際この女医さんがどんな方かはわからないけど、この女優さんは「身勝手で感情的で猪突猛進で愛される可愛いおばちゃん」を本当にうまく演じててひきこまれてしまう。
同僚のブノワ・マジメル。
マジメルだけに、真面目さが出てていいですね…空港で抱き合うシーンはうるっときてしまった。お互い家庭持ってるもんね…。
しっかし、この女医さん、自分の比は認めず逆切れしまくる、やると言い出しても少し不利になると人に責任を押し付ける。
だけど愛嬌のある笑顔と子どもっぽい元気いっぱいなオーラで許されちゃうw
それでもアメリカ映画と違って控えめな女性に見えてしまうのがまた恐ろしいw
流石フランス映画、と思うのは女医の家族描写。これは……wアメリカならまずありえない。子どもが全然でしゃばらない、生意気じゃないw
旦那さんが素晴らしい。こういう女性にはこういう旦那さんがばっちり合いますね、と話の本筋から離れてほっこり。
実録なのでドラマチックでもなければ、フランス映画なのですっごい派手さもない。
しかしなかなか見応えがありました。
書き忘れた…。解剖や手術のシーンがすさまじいのでダメな人は吐き気をもよおすかも。ここまではっきり描写するとは思わず、肉食べながら観てて「うおおおっ」ってなった。
————————————————
3月にWOWOWでアカデミー賞授賞式の生放送やるから、それに向けてノミネート作品紹介のミニ番組を毎日放送してるので観てます。
この映画紹介番組がまたおもしろいんだよなあ…。
町山さんとか川平さんが細かい解説しながら「本命は誰だ、ああだこうだ」とトークもしてくれて。
3月楽しみすぎる。
ただ、セクハラ問題で女優共がよからぬパフォーマンスしないといいなあ…トランプ批判とか、グラミー最悪だった…。
ここ数年生放送は観てないけど、欠かさず観ていた頃は、この授賞式に流れる紹介映像観て「これも、あれも全部観よう!!」と興奮してたな~。
でも、それで失敗したな…っていう映画も結構あって、『リトル・ミス・サンシャイン』だったかな?アカデミー賞ではおもしろそうな紹介してたので期待してたら、つまらんかった…もうそれはそれはつまらなかったですw
今回のノミネート作品の中で、すっごく驚いたのは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のゲイリー・オールドマン!!!
ドアップで観てても特殊メイクって全然わからなかった…。っていうかゲイリーってことすら気づかなくてw
すごいな…ほんと。
ただ、実在の人物を演じると賞をとりやすいってジンクスがあるようで、なんか映画自体も実話ベースだと重みが出るってのはあるんだろうな…。
実際、自分が観ててもそう感じちゃう。
だけどそんなドキュメンタリーみたいな映画ばっかりじゃあつまらない。
で、ノミネート作品の中で一番観たいのが『スリー・ビルボード』。予告編だけでも「これ絶対おもしろいじゃん…」って生唾ゴクリです。
しかも、よ~~く聞いてると字幕にはなってないけど「この糞ビッチ!!!」みたいなこと言葉の最後につけてるっぽい主人公。
予告編
また、別の映画では、、、主演男優賞候補者の中に…なんとデンゼル・ワシントン様が!!!!!
今回は選ばれないだろうな…となんとなく。
でも、体重を17kg増やして実在した弁護士を演じたんだって…(また実話系かよ…)
ノミネート映像観てびっくり!!!いやああああ、ダサいっっ!!!!冴えない弁護士役だから徹底した役作りで何もかもがダサいw眼鏡も髪型もひどいw
すごいな役者さんて。
他にも実話系の作品『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』、あの有名な事件を起こしたトーニャ・ハーディングの半生を描いた作品で、母親がそりゃあ酷い人だったみたいで、それを演じた女優さんの鬼気迫る演技がすごそう。今の若い人は知らないかもしれないけど、知っている人ならこれは見応えがあるんじゃないか…。実際にその母親のインタビューみたいな映像も出てくるとか。
トーニャ・ハーディングを演じた女優さんはこの映画のためにスケートの特訓して実際に映画の中で滑って跳んでるんだって、まじかよ…。
あと、『ゲットアウト』、これはまた人種差別+スリラー+ブラックユーモア とかなんとか、予告からして不気味であの『It』(怖くて観れそうもない…)のようなおぞましい雰囲気が…。怖いけど観たい…ブルーレイにもなってるけど、予告の時点で漏らしそうw
